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赤井side
「ちょっと疲れまし___た_____________」
そう言って彼女は俺に倒れてきた。慌てて抱え、柔らかに腕で包む。
「…赤井さん、Aさんと知り合いだったんだね」
「あぁ、といっても2日前だ。だから彼女は俺が変装してることを知らない」
「そっか…」
どこか安堵したようにコナンが息を吐く。
彼女を組織に合わせてはならない。絶対に。それは坊やも俺も分かりきっていたことだ。
少なくとも俺のような半端者とは親密にならないほうがいいんだ。
彼女は芸能界の一線で活躍する大女優。
女優として意識も高いようだからストーカー犯が捕まった今すぐにでも復帰の挨拶をする勢いでいただろう。元気だったら、の話だが。
「それで、今この場をどうにかせねば。
策はあるか…?」
「あるけど…今持ってないよね、拳銃」
恐ろしいことをサラッと言う子だな。
「いや、一応裏ポケットに隠し持っているよ。」
「じゃあそれで全員の手にある拳銃を落とすことはできる?
あいつらいつでも人質の息の根を止めることができるって言った時、銃を人質に見せつけたんだ。
だから爆弾は無いと思う。」
「ありますよ」
その声のする方を見る。
「______バーボン」
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明里香(プロフ) - 17話に誤字がありました。「ぶつかったみますたいで」ではなく、「ぶつかったみたいで」です。 (2019年6月3日 13時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 9話に名前変換出来ていない箇所がありました。 (2019年6月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
新玲乃音元iqqvyuu(プロフ) - しのはらさん» え?え?何か……警察組が……!! 続き頑張って下さい。 (2019年4月28日 20時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
しのはら(プロフ) - 新玲乃音元iqqvyuuさん» 貴方のコメントを返信したあと「それもいいんじゃないか…?」と思い急遽変えさせていただきました!ありがとうございました! (2019年4月28日 7時) (レス) id: 7f2dfd99c3 (このIDを非表示/違反報告)
しのはら(プロフ) - 新玲乃音元iqqvyuuさん» 回想など降谷零sideでは出ると思います。ありがとうございます! (2019年4月27日 21時) (レス) id: 7f2dfd99c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しのはら | 作成日時:2019年4月6日 22時