転生したら金持ちのご令嬢で隣人が中也さんだった話。

戸惑い ページ39

あの後、中也は起きた。



「…え、嘘……だろ？なぁ…」



あん時の中也の真っ青な顔はヤバかった。
可哀想に…とも思ったが、太宰さんは嘲笑っていたので私も笑っておいた(



「中也、めっちゃ可愛かったよ」



「まだその寝起き癖直ってなかったんだね…」



肩に手を出しポンっと慰める。
太宰さんは同情したかのように中也を見つめた。

2人とも、さっきまで笑っていたとは思えないほど態度の変え方が早い()



「ちょっとまて…整理させろ。

まず太宰、手前なんで此処にいる…」



「ええー？

Aちゃんを迎えに来たらいなかった。すると隣の中原という表札の方から悲鳴が聞こえた。

案の定その声はAちゃんのもの…

大学に遅れるわけにも行かないので仕方なーくピッキングして入りました」



あ、丁寧にご説明ありがとうございます。
ってピッキング！？

手先が器用なのとピッキングできるのは前世で見たことあるが…日常でも使っていたとは…おぅ…



「手前…あれ程ピッキングすんなっつっただろうが」



「えぇー？身に覚えがないなぁ」



「あぁッ…！？」






おいおいおいおいどゆこと。
あれ程ピッキングすんなって…
原作に書いてない部分をみれてしまっている！？
未だに太宰さんは中也に嫌がらせをしていると！？うぉっ！？((

いそげぇぇ！！→←可愛いの塊

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