太宰と中也 ページ32
Aが部屋で1人興奮している間、外では中也と太宰が遭遇していた。
「……太宰?
手前ッ何で此処に…」
「うっわ最悪…矢ッ張り此処は中也の家か…
何って、仕事だけど」
そんな太宰を疑いの目で中也が睨む。
「手前がこんなところに仕事でくんのか?」
「君の隣人さんに御用があってね」
瞬間、中也の殺気が漏れた。
すぐに正気に戻った中也は怪訝そうに太宰を見つめる。
「……どういう事だ。
何もしてねぇだろうなァ?」
「おやおや、ただの隣人さんに特別な思い入れでもあるのかい?中也」
太宰は嘲笑して中也を煽る。
中也ははっと思った。
確かに、中也がなぜ隣人のことをそんなに心配するのか。
「…知り合いが変な奴に絡まれてたら心配すんのが情ってもんだろうが」
「へぇ〜…中也も鈍いねぇ…」
は?こいつは何を言ってやがる。
「俺は鈍くねぇ」
「いいや、鈍い。とてつもなく鈍い蛞蝓だ。自分のこともわからない蛞蝓だよ」
「手前ッ…」
中也は殴りかかろうとした手を抑えた。こんなところで殴り合いはするな。周りの人に危害が及ぶ。
「これから、どうなるのか楽しみだね」
バイバーイと太宰は手を振って去っていった。
楽しみ?
何が楽しみだ。人をおちょくることがあいつにとっての楽しみか。
「……Aっ」
_________
急展開すみません。
まだこれ32話なんですよ。話がポンポンいきすぎですね。
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しのはら(プロフ) - 橙咲智歌さん» ありがとうございます^ - ^!ですよね…ピク○ブたくさんあるのでついつい…!更新頑張ります!^ - ^ (2018年5月3日 17時) (レス) id: e60cfd6252 (このIDを非表示/違反報告)
橙咲智歌(プロフ) - 凄く面白いです!ピク○ブ…読み漁っちゃいますよね…!分かります!更新頑張って下さい! (2018年5月2日 22時) (レス) id: e71731f15b (このIDを非表示/違反報告)
しのはら(プロフ) - 霊華さん» 体調のご心配まで…ありがとうございます^ - ^(まだ治ってないという事実)ありがとうございます^ - ^ (2018年4月28日 17時) (レス) id: e60cfd6252 (このIDを非表示/違反報告)
しのはら(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます!そう思われてもらえると嬉しいです^ - ^ (2018年4月28日 17時) (レス) id: e60cfd6252 (このIDを非表示/違反報告)
しのはら(プロフ) - 暴走少女@OIMさん» 250票目ありがとうございます^ - ^!貴方様でしたか!嬉しい限りですー!応援心から感謝申し上げます!これからもよろしくお願いします^ - ^ (2018年4月28日 17時) (レス) id: e60cfd6252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しのはら | 作成日時:2018年4月8日 19時