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なんであの時
こっち見てくれなかったんだろう。
ヘッドホンを耳につけ仕事をしながらそう思った。
何か私はしたのだろうか
それとも…
貴方:「……まさか」
嫌な方へと考えてしまう。
ダメだ、プラスに考えよう
首を横に振って忘れようとしていると上司の人が私の肩に触れてきた
貴方:「?はい」
上司:「狭山、復帰おめでとう。
仕事のことは聞いたりして頑張れよ」
貴方:「はい、ありがとうございます」
お礼を言うと上司はただ うん。 と頷いて席に戻っていった
…これは資料とかを徹夜で見なくてはならないな
頭に入れるか
全く分からない機械を使って聞きながらしていく
借りようかな
資料を
そして、仕事が終わると私は先輩や他の方々に資料をお借りして家に帰った
貴方:「……よし、やるぞ」
机の上には資料の山々
お風呂に入った後自室に行き
腕まくりをしてお茶を用意し少しずつ読んでいく
そしてノートに書いていく
…以前の私はどこまで知ってたんだろうか
もっと上手くならなくては
帰ってきたのも遅かったのに自分の目は眠気を知らないのかずっと読んでいた
その時携帯が鳴ったので見ると津田さんから1件メールが来ていた
…なんだろ
「お疲れさま
仕事大丈夫か?無理はしないように。
久しぶりの仕事で体が無理をしてるかもしれないんでちゃんと寝るように。
では、また」
…律儀な人だな
貴方:「……ありがとうございます」
そう言って返答を書いて送った
確かに…無理はダメだが
開いている資料を見て私は1度息を吐いた
ここまでは読みたい
私は一度お茶を飲むとまた資料を読み出した
耳元で電話がなる音がした
な…に?
貴方:「……ん?」
体が…少々だるい
重い
手を伸ばして近くにあった携帯を取り相手を見ずに電話に出る
貴方:「……はい」
津田:「出た、おい!A!!
先輩が用事があって電話しても何度やっても出ないって心配してるぞ」
貴方:「……っ、ぇ。
ど、して」
津田:「……お前…昨日どこで寝た?」
貴方:「……」
津田:「今俺家の前にいるから開けろ」
うまく話せない
そして多分これから説教コースだ
恐る恐るドアを開けると津田さんは携帯を片手に持ち腕組みをしていた
貴方:「……で、は」
津田:「ではじゃない。」
ドアを閉めようとしたら津田さんは腕を伸ばしてきて私のおでこに触れていた
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綉 - 物語読みました。 物語は完結していますが。。。 その後の2人が気になります。 またパート1・パート2沢山の、いやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした(>_<) (3月2日 1時) (レス) @page34 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 同じく77のここの部分 落とされたのであれば多分嫌きっと私は貴方からは離れないのだろう。 これ正しくは多分いやきっとではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page33 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 77のここの部分 この人とずっとそばに居たい これ正しくはこの人のそばにずっと居たいではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page33 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - 何度も続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 76のここの部分 そう言うと津田さんは先に言われたというな感じで私の腰に腕を回してふてくされた感じに言った これ正しくは先に言われたというような感じでではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page32 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 73のここの部分 いや、もう吹っ切ったのかもしれない これ正しくはもう吹っ切れたではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page29 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル春 | 作成日時:2018年1月14日 3時