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なんだろうか
こんなこと滅多にないからな
自分は子供を相手にすることが多いけど
やっぱり
「…母親がいないってきついよ」
1人取り残された診察室のところでカルテを見ながらそう思った
私は両親はいる
父は会社員で母は保育園の先生
仕事が忙しいからかあまり遊んだこともなかった
椅子に背中を預けて天井を見る
真っ白なのにそこに色を付けてやりたいと思った
帰りたくないな
そのとき、扉が開いた
「帰んないのか」
「…柿原さん」
カルテを持った柿原さんがそこにはいた
そして、柿原さんは椅子に触れて天井を見てる私をのぞき込むかのように見てきた
「…飯食ってないだろ」
「……食べたくないんです」
「食べろ。俺が買ってきてやるから」
「…あんなのあって怖くないんですか」
そう言うと柿原さんは一瞬ピクッとなった
そして、私の目を見ながら
「怖いよ。命が目の前でなくなるのは
俺だって食いたくないよ。……でもこういう仕事だから」
「…その精神が…私は欲しいです」
私は弱い
何も出来なかったのに
私は手で顔を隠した
涙が溢れてくるのを止めた
お願いします
「っ、弱いんです。私は」
柿原さんには
「いつぶりかな？元カノの涙を見るのは」
え、
柿原さんはそう言って私の腕に触れて手を離さした
目が合い
そして、
「…キスしていい？」
「…え、」
そう言って柿原さんは私の唇に触れてようとした
ピー、ピー
「っ！？！？あ、だ」
「運が悪いなぁ、急患か」
「え、えっと、203のりおくん」
「俺も行くから」
2人で走って部屋に行く
するとりおくんが苦しそうに息をしていた
「りおくん、大丈夫？！」
「せ、せい」
「りおくん、ごめんだけど心臓の音聞かせてね」
柿原さんはそう言うと心音を聞き出した
「…やばいな。薬！」
なんていうんでしょうか
「私、用意してきます」
流石内科にも行けた人だ
よくわかってるよ
看護師に指示を出し薬を持っていく
「先生、りおくん」
「ん？あ、大丈夫だよ！！りおくん」
近くにいた子供が起きて私の袖を引っ張ってきた
笑顔で、対応
その後どうにか発作はおさまり朝を迎えた
いやー
「Aに触れることは出来ないかもねー」
「以前触れてたじゃないですかー」
「あの時はまだ若かったの！
大人になった彼女さんに触りたいじゃん」
私はそれを見て苦笑をして答えた
「元、ですけどね？」
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雪兎-ﾕｷﾄ-(プロフ) - お医者さんの柿原さん、めちゃめちゃカッコいいです…！！続きが気になります、作者様のペースで頑張ってください。気長に更新、待っています^^ (2019年1月16日 17時) (
レス) id: 0a3ed445fb (このIDを非表示/違反報告)
ここりん - ここまで読んで、とてもキュンキュンしてます！このあとの展開が気になってます！更新、頑張ってください！ (2017年11月10日 0時) (レス) id: 87587df81e (このIDを非表示/違反報告)
奈菜 - 柿原さんがお医者さんとかｷｭﾝｷｭﾝします(*´-`)更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2017年8月25日 16時) (レス) id: 30cc01e078 (このIDを非表示/違反報告)
アイルカ(プロフ) - コメント失礼します！私もめっちゃかっきー好きです！イケメンですよね！ドイツ語喋れるとかかっこいいし.....w更新がんばってください(о´∀`о) (2017年8月6日 21時) (レス) id: 3ba69125ba (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2017年7月18日 14時
