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果たして本当に見つかるのだろうか
昨日の翌日だ、すぐに見つかるわけない
なんなら、もうゴミ収集車に集められたかな
朝からうるさい蝉の声と湧き出てくる汗
ハンドタオルで拭きながら部署に入ると自分の机の上に袋が置いてあった。
何これ？
袋の中を見ると綺麗に畳まれたあのハンカチが入っていた。
え、
顔を上げて阿部さんの席を見ると本を読んでノートに書き込んでいた。
「あの！」
声をかけてみると阿部さんは顔を上げて私の方を見た。
「おはよう
どうしたの？」
「、ありがとうございます」
「いいえ、ね？見つかったでしょ？」
「阿部さんは凄い人ですね」
「ふふ、どんなもんよ」
なんとお礼をすればいいのか
そう言おうとした時運が悪い事に乙木さんがやってきて阿部さんに話しかけていた。
これは、邪魔をしてはいけない
私は一礼するとその場をあとにした。
夏の飲み会みたいなのがある。
そう連絡来て行くことになった。
本当はあまり飲みは好きではない。
「じゃあ！お先に」
「はい」
結果、飲みの日に皆先に行くと言って1人残ってしまった。
まぁ、仕事が片付いてないしいいか
なんか、飲みのあとは合コンだぁとか恋人を探すとか言ってたけどだから皆張り切ってたのかな？
書類に印鑑を押したりして少しずつ仕事を減らしているとバックを持った阿部さんが部署の扉を開けた。
「なにしてんの？」
「え、仕事を
阿部さん食事会に行ったんじゃ」
「待っても君が来ないから迎えに来た」
「えっ？
私、仕事で。
それよりも、阿部さんは参加しなくてはいけないのでは」
「はぁ？なんで？」
「いや、え、え？」
阿部さんは驚いている私の傍に来ると隣の座席の椅子に腰かけて書類を見ていた。
「手伝うとか無いのかってね。
あ、それかあの飲み会サボってみる？」
「阿部さんがですか？」
「悪い？」
「いえ、意外なことを言うなぁと」
あんまりそういう風に見えない。
阿部さんはそれを聞いてクスクス笑い書類に目を通していく。
このまま飲み会サボろうかな
って、何思ってるんだ？
仕事をしながら考えていると扉が開いてヒールの音がした。
「あ！阿部先輩、探しましたよー」
「？あれ、乙木さん」
「飲み会行きますよ」
「仕事してから」
「？もしかして、笹垣さんの仕事ですか？
彼女は大丈夫ですよ。後から来ますし」
一緒に行きたいのかな
書類をファイリングして私は話した。
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ハル春(プロフ) - なっちゃんさん» コメントありがとうございます！更新が不定期なので待たせてしまう事が多いと思いますが少しずつ頑張っていきたいと思います！もっと面白い作品にしていこうと思います。 (2021年7月13日 21時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - コメント失礼します。 作品が面白くていつも拝見しています 作者さんのペースで頑張ってください (2021年7月3日 16時) (レス) id: 14f73ed980 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - やまださん» ありがとうございます！更新が不定期ですが頑張っていきたいと思います。もどかしくなるのは確かに分かります。楽しく読んで下さりありがとうございます。これからも頑張っていきますね！ (2021年6月27日 21時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
やまだ - コメント失礼します！読んでいてキュンキュンするしもどかしくなるし、とても楽しく読ませてもらってます！更新を楽しみに待ってます！ (2021年6月26日 15時) (レス) id: b91da3af14 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - ハル春さん» 返信ありがとうございます。まさか私の作品を読んでくださっているとは思わず驚きました。恥ずかしながら私は更新ペースが遅いのですが、応援のお言葉とても嬉しいです。頑張りますね。 (2021年6月26日 13時) (レス) id: c457153612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2021年6月9日 6時
