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「目黒君、私は絶対嫌です」
「大丈夫だって、ほら時には外に出て買い物でもしようよ」
「だからってなんで私呼ばれたんですか！？」
「佐久間君がアニメのイベントで3人ペアで行くとか言って予定が誰も合わなくて仕方なく」
夏の暑い土曜日
ちょっと来てくれと駅の方に向かうとアニメのグッズを持った佐久間さんと黒のシャツにかっこいい服を着た目黒くんがいた。
その埋め合わせが私って人選間違ってないかな？
「ごめん！笹垣さん！
でもこれだけは。今日の為に」
「………分かりました。」
「ありがと！」
佐久間さんが凄く饒舌にアニメの説明をされるので観てみようかなぁとか思いながら歩いていると急に立ち止まった。
「…佐久間さん？」
「あれはもしや」
そう言うと走っていき前を歩いていた人へ突撃していた。
前を歩いていた人はちょっと腰まであるTシャツにどこか動きやすそうなラフな服装で
だけどどこか大人だなぁって感じの服装だった。
…佐久間さん人違いしてないよね？
隣に居た目黒君は「あれ？」と言って佐久間さん達の方へ向かうと何か楽しそうに話していた。
目黒君も知り合いなのか
「Aー、こっち来て」
「？何ー？」
目黒君に呼ばれて向かうとそこに居たのは
「！？、あ、え？」
「私服を見慣れてなくて頭の中は大混乱ってやつだな」
「あ、阿部さん？！」
「はい。阿部です。」
なんでここに？
聞いた話によると近くに車を停めて買い物をしようとしていたらしい。
「阿部ちゃん！今からさ！俺の買い物手伝ってー！」
「またぁ？この前もじゃん」
「この前のとは別のアニメ」
「…それで後輩を誘ったと」
「だって来れないって言ったじゃん」
「あれは、俺も買い物が」
「あの、じゃあ私帰ります」
この3人の中に私居るとなんであの子男性の中に一人？って思われそうだからここを去ろう
くるっと方向転換して帰ろうとしたら左手を掴まれた。
「ちょっと待った！
一人で帰るの？ここまで来て」
「、だって、私一人」
「1人じゃないから。」
「そうじゃなくて！」
「じゃあ、俺とデートする？」
「で、ぇっ、何」
デート？
え？？
手を掴む阿部さんを見て言葉の意味を考えてみるが
多分デートってそういう事だよね？
え、なんで？
驚いて止まっていると佐久間さんが私と阿部さんの間に入ってきて落ち着かせてくれた。
「まぁまぁ、阿部ちゃんも落ち着いて
ビックリしたね。笹垣さん」
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ハル春(プロフ) - なっちゃんさん» コメントありがとうございます！更新が不定期なので待たせてしまう事が多いと思いますが少しずつ頑張っていきたいと思います！もっと面白い作品にしていこうと思います。 (2021年7月13日 21時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - コメント失礼します。 作品が面白くていつも拝見しています 作者さんのペースで頑張ってください (2021年7月3日 16時) (レス) id: 14f73ed980 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - やまださん» ありがとうございます！更新が不定期ですが頑張っていきたいと思います。もどかしくなるのは確かに分かります。楽しく読んで下さりありがとうございます。これからも頑張っていきますね！ (2021年6月27日 21時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
やまだ - コメント失礼します！読んでいてキュンキュンするしもどかしくなるし、とても楽しく読ませてもらってます！更新を楽しみに待ってます！ (2021年6月26日 15時) (レス) id: b91da3af14 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - ハル春さん» 返信ありがとうございます。まさか私の作品を読んでくださっているとは思わず驚きました。恥ずかしながら私は更新ペースが遅いのですが、応援のお言葉とても嬉しいです。頑張りますね。 (2021年6月26日 13時) (レス) id: c457153612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2021年6月9日 6時
