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あんな会話したのにあまり予定も合わずというか
最近は朝の挨拶と帰る時に「お疲れ様です」と言うだけであまり話せていない。
そりゃあそうだよ
今忙しいし
なんせ真夏だから仕方がない
暑さに人が適うわけないもん
クーラーの効いた部署で仕事をしていると営業から帰ってきたのか目黒君と営業1課の佐久間さんが部署にやって来た。
「阿部ちゃーん
って涼しいここ！」
「失礼します。
わ、ほんとですね。」
元気な明るい声がいつもは静かな経理課に響く
佐久間さん元気だな。
こんな暑いのに
佐久間さん達の方を見ていると阿部さんは立ち上がり入口の方にいた佐久間さんたちの方へ向かった。
「佐久間、声小さく」
「あっ！阿部ちゃんおつかれー」
「お、おつかれ」
仲良いんだあの二人
「へぇー、全く意味わかんないや」
「っ！？め、目黒君」
いつの間にか後ろに居た目黒君に驚き振り向くと目黒君は笑っていた。
「いや、驚きすぎ」
「…ビックリするよ。
何か御用ですか？」
「ん？1課の主任が経理の鬼に用があるって言って」
「あのね佐久間それにはこの書類が必要」
「あれ？でも阿部ちゃん前これだったじゃん」
「あの時と今回じゃまたパターンが違うじゃん。
しっかりしろよ1課主任」
「ちょ、阿部ちゃん！それはやめて！」
「え？もしかして、照れてんの？営業のエリートが」
やめろーと騒ぐ佐久間さんと笑う阿部さん
なんかいいコンビだな
2人を見ていると目黒君が私の頭をクシャクシャとしてきた。
「、何？！」
「なんかいい位置に頭があるなぁと」
「は、はぁ？！」
目黒君の方を向いて反論しようとした時頭にトンっと重さがのしかかった。
手を頭の上に当てると紙の束のようなもので
振り返ると阿部さんがファイル片手に立っていた。
「仕事する」
「…はい」
返事をすると阿部さんの後ろに居た佐久間さんがやって来て目黒君の背中を1回叩いた。
「ほら行くぞ！」
「先輩方だけ許されるとか卑怯っすよ」
目黒君は佐久間さんに腕を引っ張られながら部署から出ていった。
なんか私だけ怒られた
席について仕事をしていくもモヤモヤは取れない
いや、確かに私が悪かった
少しして会議があるということで上の人たちは皆部署から出ていった。
なんか人が少なくなると急に話し出す人とかいるからどうすればいいのか分からないんだよなぁ
パソコンの方を向いていると突然頭にポンポンと触れる感覚があった。
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ハル春(プロフ) - なっちゃんさん» コメントありがとうございます！更新が不定期なので待たせてしまう事が多いと思いますが少しずつ頑張っていきたいと思います！もっと面白い作品にしていこうと思います。 (2021年7月13日 21時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - コメント失礼します。 作品が面白くていつも拝見しています 作者さんのペースで頑張ってください (2021年7月3日 16時) (レス) id: 14f73ed980 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - やまださん» ありがとうございます！更新が不定期ですが頑張っていきたいと思います。もどかしくなるのは確かに分かります。楽しく読んで下さりありがとうございます。これからも頑張っていきますね！ (2021年6月27日 21時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
やまだ - コメント失礼します！読んでいてキュンキュンするしもどかしくなるし、とても楽しく読ませてもらってます！更新を楽しみに待ってます！ (2021年6月26日 15時) (レス) id: b91da3af14 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - ハル春さん» 返信ありがとうございます。まさか私の作品を読んでくださっているとは思わず驚きました。恥ずかしながら私は更新ペースが遅いのですが、応援のお言葉とても嬉しいです。頑張りますね。 (2021年6月26日 13時) (レス) id: c457153612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2021年6月9日 6時
