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コンビニに行ってご飯買って食べて
それぞれ席について携帯を触ったりボーとしたりしていた。
机の上のファイルの整理をしていたら阿部さんは本を読んで書き込んだりしていた。
…読書家なのかな
そっとしておこう
仕事は相も変わらず普通で
ずっとパソコンと向き合いながら仕事をしていたら少しだけ怒った声が聞こえた。
「これ、数値があまりにも違うけど」
「あれ？ほんとですね。流石阿部ちゃん先輩」
「こんなに違うとどこから数値のズレが起きたか分からないよ」
「そんなの1からすればいいんですよー」
「そんな時間が無いからこうなってんじゃん」
チラッと声のする方を見たら国木田さんと阿部さんが話し込んでいた。
国木田さん数値のズレを確認せずに計算していったのかな
「まぁ、阿部ちゃん先輩大丈夫っすよ」
「、あのな。1円でも違うと命取りなんだぞ！」
あまり聞いたことない声だからびっくりした
周りの人はコソコソと何かを話している
「また怒らせてるよ」
「阿部さんも苦労人だよね」
「国木田君ももう少しね」
「でもあそこまで怒るのも」
どうして
どうして皆見ているだけなのかな
その後普通に仕事をしていてもそのもやもやは取れない
定時になり皆が普通に帰る中帰り支度を遅れてしているとふと阿部さんの席に目がいった。
…帰ったのかな
居ないなぁと思ったが机の上には書類が置いてありカバンもある。
まだ居るんだ
バックを持ち帰ろうとしたが自販機で珈琲を買った
冷えた珈琲は暑い日にいいんだよなぁと思った時ふと資料室の扉が少しだけ開いているのが見えた。
…まさかね
私は何を考えてたのか珈琲を2つ買い
資料室の扉を開いた。
薄暗くて誰も居ない
扉を閉めて中に入ると伝票とかが置いてある棚の所に誰かが座り込んで居るのが見えた。
近寄ってみると体育座りをして顔を伏せている阿部さんで
私はなにか言おうとしたが何も言えずただ黙って珈琲を傍に置いた。
コツっと置く音がした時
「…帰んないの？」
「、…ごめんなさい」
「いや、俺怒ってないよ」
顔を上げた阿部さんは私の方を見た
私は続きの言葉が出ず少し離れた所に座った。
すると阿部さんはそれを見て珈琲を持ち立ち上がると私の横に来て座った。
「俺の方こそ今日は嫌な気分だったでしょ？ごめんね」
「え、いや、…阿部さんは
阿部さんは頑張っていらっしゃるので
私は正しいと思いましたよ」
いい言葉が思いつかない
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ハル春(プロフ) - なっちゃんさん» コメントありがとうございます！更新が不定期なので待たせてしまう事が多いと思いますが少しずつ頑張っていきたいと思います！もっと面白い作品にしていこうと思います。 (2021年7月13日 21時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - コメント失礼します。 作品が面白くていつも拝見しています 作者さんのペースで頑張ってください (2021年7月3日 16時) (レス) id: 14f73ed980 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - やまださん» ありがとうございます！更新が不定期ですが頑張っていきたいと思います。もどかしくなるのは確かに分かります。楽しく読んで下さりありがとうございます。これからも頑張っていきますね！ (2021年6月27日 21時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
やまだ - コメント失礼します！読んでいてキュンキュンするしもどかしくなるし、とても楽しく読ませてもらってます！更新を楽しみに待ってます！ (2021年6月26日 15時) (レス) id: b91da3af14 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - ハル春さん» 返信ありがとうございます。まさか私の作品を読んでくださっているとは思わず驚きました。恥ずかしながら私は更新ペースが遅いのですが、応援のお言葉とても嬉しいです。頑張りますね。 (2021年6月26日 13時) (レス) id: c457153612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2021年6月9日 6時
