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「八田羽さん座ろっか」
後輩の背中を1度優しくトンっとして後ろに私は座る。
そして、八田羽さんも座ったが私の方を見て話した。
「あの、先輩」
「ん？」
「佐久間さんを連れて行ったあの人って」
「深澤さん？
あの人は本社の総務の人。」
「…名前教えてないのに知ってて驚きました」
「…あの人はそういう人だよ。
努力している事を周りに悟られないようにするし、無理もする。
でも、仕事は手を抜かず完璧にこなしくていくから凄いんだよね」
前に座っている八田羽さんは私の話を聞くと「凄っ」と言って深澤さんの方を見ていた。
今日仕事を終えたら私はどうすれば良いのかな。
プレゼントも買えてないし何も準備出来てない。
連休に選ぼうと思っていたし
…今日用事があると言って一人で行けるかな？
でもなそこまで器用ではないしなぁ
手帳を開いてメモをしながらモヤモヤと考える。
深澤さん…ガッカリするかな。
アクシデントもなくスムーズに進み時間内に終わった研修。終わると私は直ぐに前の方に行きプロジェクターを片付ける。
余った資料もまとめて、それと机も移動だから
「えっとー、もう少し下げようか。」
「上手いじゃん。八田羽さん」
「え！、ほんとですか！？」
チラッと顔を上げると後ろの方で3人が集まっていた。
八田羽さん良かったね。
必死に教える佐久間先輩と佐久間先輩のフォローをするかのように教える深澤さん
……いいな
一瞬、羨ましいと思ってしまった瞬間手元に持っていた資料をバサッと落としてしまった。
…やっちゃったぁ
「あぁ……あ」
人ってやってしまったってなると変な声出るんだね。
しゃがんで紙を集めていると1枚ずつ拾うのが大変だなと思い手のひらでザザっと集めてみた。
でも、それが悪かったのか指先にチクッとした痛みを感じ見ると右手の中指の先から血が出ていた。
何をやっているのやら。
血がつくのはダメだよなと思い左手で1枚ずつ拾っていると阿部さんが近くにやってきて拾うのを手伝ってくれた。
「すみません」
「いやいや、大丈夫だよ。
怪我してない？」
「え…あ、大丈夫です！」
右手をぐっと握りしめ隠す。
左手で紙の束を取り後ろに置いてあるファイルに入れようとさっきまで座っていた席に戻ると席の目の前には3人が練習や指導をしていた。
そっとしといて紙をファイルに入れたら机を動かそう。
「伏本さん、お疲れ」
「、お疲れ様です」
上手くいかないよね。
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AI - 更新楽しみにしています！頑張ってください！応援してます！ (2020年10月29日 21時) (
レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - yuuy0uyuuさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなりすみません。諸事情により少しの間だけ更新が遅くなると思いますが頑張っていきますね。カッコよく書けるように更に精進していこうと思います！ (2020年9月13日 2時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - AIさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなりすみません。諸事情により更新が遅くなることが多くなると思いますがこれからも頑張っていきたいと思います。そして、いつもコメントありがとうございます。 (2020年9月13日 2時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
yuuy0uyuu(プロフ) - 更新待ってました^_^毎度きゅんきゅんさせてもらってます！頑張ってください！ (2020年9月5日 3時) (レス) id: f7633e6373 (このIDを非表示/違反報告)
AI - 更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年8月30日 21時) (レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年8月23日 19時
