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朝になった
ほとんど寝れなかったような気が…
人が多い夜に比べ朝は静かだった
女の人のあの上品な笑い声も聞こえない。
ほとんどみんな寝ていた
私も睡眠はとったが今日はどうも寝れなかった
だから、1人朝ごはんを作る。
住み込んでいる人全員分の食料となると多かった
米を炊き味噌汁を作り
あとは野菜のお浸しと
そこへ見知らぬ男性が来た
「うわぁお、朝から豪華」
「あ、おはようございます」
「ん、おはようさん。
君さ昨日ぐらいから住み込んでいる子だよね？」
「はい、Aと言います。」
「おぉー、しっかりしてる。
俺の名前は福山な。宜しく。」
「福山さんですね、宜しくお願いします」
多分ここは下の名前は教えないのだろう。
櫻井さんは別として
福山さんは興味深々に私が作る料理を見ていた
「…久しぶりだなこんな豪華なのは」
「え？朝食べないんですか？？」
「んー？朝はみんな酔ってるからなぁ。飯は食わねぇわ」
「体に悪いですよ。ちゃんと3食取らなくては」
「だよなー。いやー、でもいい匂い。
俺他のヤツら起こしてくるから手伝ってよ」
「え！？でも二日酔いじゃ」
お玉を持ったまま廊下へと行こうとする福山さんに声をかけると福山さんはニッと笑いながら自信満々に答えた
「大丈夫だ！みんなこういうのは食うよ」
でもだからと言って起こすとは
福山さんはそんな私の考えも知りもせずニコニコしながらどこかの襖を開けていた
「おーい！立花ー、起きろー」
「あぁ？……なんだよ」
「ほらほらー、Aちゃんが朝ごはん作ったの。
食おうぜ、めっちゃ美味そう」
「分かったから、俺をそんなに揺さぶるな。
Aって、あぁ、木村が連れてきた」
「そそそ」
そんな会話が聞こえてくる
そう言えば木村さん大丈夫かな？
昨日あんなこと言ったけど
福山さんがどんどん起こしていき木村さん以外みんな来ていた
「今から盛り付けますので待っていてくださいね」
「はーい」
なんか私の方が年上みたいで怖いな
苦笑しながら配るが
「…余るんです」
「んぁ？」
「木村さんの分が」
隣にいる福山さんに言うと福山さんは少しだけ考え込んだ後私の肩に触れて言った
「Aちゃんさ、これ西の角部屋に置いてきてくれないか？」
「え」
「襖は開けなくていい。ただ置くだけで良いんだ」
そう言って私に皿が並んだおぼんを持たせてきた
どうしよう
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はるか(プロフ) - すごく面白いです。いつもドキドキしてます。更新頑張ってください！！ (2017年8月22日 19時) (
レス) id: efe91ed229 (このIDを非表示/違反報告)
銀 - あの、すいません、「十一」の話の「立花さん」が、「立場さん」になっていると思います。間違ってたらすいません (2017年7月22日 12時) (レス) id: c9821ec644 (このIDを非表示/違反報告)
青りんご(プロフ) - 世界観がすごく好きです。毎回更新されるたび嬉しくてすぐチェックしてしまいます^ ^応援しています！ (2017年7月18日 15時) (レス) id: 591376f718 (このIDを非表示/違反報告)
聖(プロフ) - すっごくすっごく面白くて、更新楽しみにしてます！これからも頑張って下さい！ (2017年7月9日 0時) (レス) id: fee5a8ae7a (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - いい、、ですね、、、これからも応援してます！(゜▼゜＊） (2017年7月4日 16時) (レス) id: 503188b34f (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2017年6月9日 13時
