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片付けも終え電車で帰ろうとなり4人で駅まで歩く。
「いやぁー、面白かった」
「次はキャンプやな」
「康二、キャンプは時間がある時な」
3人が話すのを聞きながら歩いていると目の前から自転車がやって来た。
あ、避けよう
そうする前に横から引っ張られて深澤さんが私を優しく引き寄せた。
隣を通り過ぎる自転車
たった数秒なのに何故か凄く長く感じた。
通り過ぎると深澤さん手を離してまた普通に話し出した。
…スマートというか紳士というか
サラッとこういうことするからリアコって言われるんだよ。
でもこんな事されたらキュンと来ないわけがない。
……お礼を言わせる隙もつくらないからなこの人
「Aー、楽しかった？」
向井先輩が振り向いて聞いてきたので私は頷いた。
「はい、楽しかったです！
皆さんありがとうございます」
「そんな畏まんなくてもええよー。
Aが楽しかったなら俺らも満足」
向井先輩、本当にいい人過ぎる。
なんなら先輩に彼女いないのが不思議
嬉しくて下を向いてにやけてしまった。
駅に着いて電車を待っていると佐久間先輩が私に何故か水鉄砲を渡してきた。
紫色の透明な水鉄砲
でも意外にこれ性能がいいとか言ってたな
「いいんですか？」
「うん。お土産」
「ありがとうございます。
…意外に小さいんですね」
「最近の水鉄砲って凄いよね。」
佐久間先輩と二人でカチャカチャと遊んでいた深澤さんが声をかけてきた。
「おーい、電車くるから準備ー」
「了解です」
「はーい」
「はい！お父さん」
「おい、佐久間。俺はお前のお父さんじゃねぇ」
「じゃあ化け物」
「お前なぁ」
いつも思うがこの4人でいる時は凄く楽だな。
佐久間先輩は以前居た部署の先輩で
向井先輩は私の教育係で
深澤さんは
……？そう言えば私
深澤さんと直接的な関係って付き合う前はなかったな。
確か、やっぱあの日の事があってから話すようになったし。
…まさかここまで仲良くなるとは思わなかったな。
考えていると電車が来た。
電車の中に入ると人はまぁまぁ居る
私は窓側に座り外を眺めた。
……ここで話すのもな
こういう時はメールで送ろうと
私は携帯を開いてメールを書こうとした。
なんて書こう
『深澤さん
お話したいこともありますしこの後』
ダメだ
ここで文が止まる。
なんて書こう
悩んでしまい打ち込んでは消去を繰り返していると彼からメールが来た。
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ハル春(プロフ) - アルカリさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。話が長くなり移行するかもしれませんがよろしくお願いします！完結後の続編はまだ考えていませんでしたが小話みたいにするかも…です！笑。これからも更新頑張っていきますね (2020年7月6日 10時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
アルカリ(プロフ) - こんにちは！この作品が更新される度にキュンキュンして、毎日読み返すぐらい大好きな作品です！これからも更新楽しみにしてます！もし、完結しても続編を希望します！笑 (2020年7月5日 10時) (レス) id: 669107a882 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます！好きと言ってくださりありがとうございます。まだまだ続くと思いますがこれからもよろしくお願い致します。更新頑張っていきますね！ (2020年7月2日 1時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - この作品、本当に本当に大好きです！更新楽しみに待っています！ (2020年6月28日 23時) (レス) id: 1af05a18e5 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 09ゆう26さん» コメントありがとうございます。ハマって下さりとても嬉しいです。更新頻度は遅く大量更新が多いですが更新頑張っていきますね！ (2020年6月28日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年6月3日 0時
