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欲しいもの考えといてと言われたが分からない
仕事中考え込んでいると唐揚げを食べながら小瀧君が話しかけてきた。
「？ほうひたん」
「…どうしたん？って」
「うん」
「…欲しいものが思い浮かばなくて」
「ん、むずいな」
「しかもあっちは教えてくれないですし」
「駆け引きやん」
箸を置いてこっちをみる小瀧君
駆け引きといえば確かに駆け引きかも
…小瀧君そう言えばなんで弁当？
お弁当箱を見て思っていると勘づいたのか教えてくれた。
「やれって言われてん」
「…？」
「自分で食べるものは作れって」
「彼女さん？」
「いや、神ちゃん」
神山さんだったのか
それにしても上手だな小瀧君
凄いな
「お昼食べとらんけど大丈夫なん？」
「あまりいいかなって」
「ちゃんと食べへんと倒れるぞ」
「…まぁ…はい」
でもあまり食欲わかないからいいかなって思うんだよね。
珈琲を飲んで午前中の仕事の残りを終わらせよう
今日の夜ご飯何にしようかな。
スーパーで食材を見ながら買い物をしていると携帯電話がなった。
みると淳太さんから
「はい、」
「A、今日ごめん
上司の人とご飯食べることなった」
「え、ぁ、大丈夫ですよ。
気にしないでください」
「ほんとごめん」
難しい職場だもんね
秘書課の私でも行けないところだし
仕方ない
…今日なんか暑い日なのかな？
……変なの
思い足取りの中どうにか家に帰り机に買ってきた食材を置くが
「…はぁ、はぁ」
尋常じゃない寒気になった
あれ？これ
棚にある体温計を取り出し熱を測ると9度台を示していた。
…これは完璧にインフルかな
でもご飯…
いいや、寝よう
寝室のベッドに行き横になる
…まってここで寝たら淳太さんの寝るとこない！
やっぱりソファーに行こう
でももう足が重い
グワングワンする
体痛いし
…もういい寝よう
メール入れとこうかな
文字を打とうとしたがもうキツくて携帯をふせてしまった。
……怒られるかな
その時は…なんて言おう
帰ってきたのは明日になるかならないか
なんで俺こんな相手に合わせてんのだろうか
…全く
ドアを開けようとしたがふとあることに気づいた
…そう言えば電話の時の声微妙に鼻声だったような
ドアを開けると真っ暗
寝た？
リビングに行くと何かを作った形跡がない
…あいつ飯食ったの？
心配になり寝室の扉を開けた。
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ハル春(プロフ) - みのりぃさん» コメントありがとうございます！凄く長く続いた作品だったので私自身寂しい気持ちもあります。この作品を好きでいて下ってありがとうございます。 (2020年3月15日 13時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - みよこさん» コメントありがとうございます！とうとう完結してしまいました。我ながら寂しい気持ちもあります。これからも他グループかもしれませんが作品を書こうと思ってますので頑張っていきますね！ (2020年3月15日 13時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みのりぃ(プロフ) - 完結しちゃいましたね…。好きな小説が完結…また読み直します^^ お疲れ様でした (2020年3月15日 11時) (レス) id: 41f152ed59 (このIDを非表示/違反報告)
みよこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。完結ですね。その後もみたかったです。さみしいです。これからも、ハル春さんの作品楽しみにしてますね！頑張ってくださいね (2020年3月15日 9時) (レス) id: c11d361e82 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ももちゃさん» ありがとうございます！更新が最近途絶えてしまいすみません。少しずつですが更新しようと思いますのでよろしくお願いします！ (2020年2月23日 18時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年12月25日 1時
