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仕事に戻ると相手が厄介なことに気づいた。


いや、厄介なのは知ってる。

死ぬか生きるかがまるでルーレットのように回ってる。

…この国に入ってきても取れるものは少ないのにな。

世界的にも厳しいと思うし

それ以前になぜ国内に入れた?

考えれば考える程頭は痛くなるしイライラか募る。


眠い…けど寝れない


もう体が馬鹿になってるのは知ってる。

仲間に当たるではないが上手く対応出来てなければ怒る。

あぁ…頭痛い


自分も明日は違う仕事があると言いその場を後にする。


車を運転しても頭が回らない


……これはやばいな

どこかで車を停めるか

そう考えたがふと脳内に声が聞こえた。

…なんで思い出すかな


今の時間夜中だし

会えるはずないのに


気づいたら車を駐車場に停めて車の鍵を閉めていた。

…あぁ


こんなの昔は嫌だったのにな


ドアの前につくとふと呼び出してはダメだなと思い
ドアに背中をつけて座り込んだ。


…やばい、頭痛い



目を閉じると肌寒さが分かるだけで目の前は真っ暗


……寝てるんだろうなぁ








「…ん」

なんか今音がしたような?

ベッドで寝ていたが何故か眠気が覚めた。

誰か通ったのかな?音がしたような気が


でもなんか怖いな

夜中だし


もう一度寝るか


……ダメだ


気になって寝れない。


…見に行くか


玄関の方に行って開けてみる。

いるかな??


ガチャっと普通にあいたのでなにもいないとわかった

だがふとドアの隣の壁を見ると何か見える

覗き込むと降谷さんが座りこんでいた。

ん?、えぇ?!


「!?降谷さん!」

駆け寄って肩に触れてみる

生きてる…よね?

「起きて下さい!降谷さん」

「…っ…ん」

何度か肩に触れてると降谷さんの目がゆっくりと開いて目が合った


「…あ、Aだ」

「Aだ。じゃないですよ
ここで寝てると風邪引きますよ。

今すぐに温かい飲み物を作りますので部屋の中に入ってくだっ!?」

降谷さんの手を引いて中に入ろうとしたら急に後ろから温かみを覚え声が出なくなった。

…だ、抱きついてる


「…降谷さん?」

「A…好きだ」


急に言われて自分自身驚き何も言えなかった。

何かあったのかな?

疲れてるかも


「降谷さん

温かい飲み物飲んでゆっくりしましょうか。
ポカポカしますし落ち着きます。

…何か体調が悪いことはありますか?」

「ん?…大丈夫。ないよ」


そうケロッとした感じで言う降谷さん

無理をしてるのは分かってるよ

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- もう見てはいらっしゃらないでしょうが、遅れて凄く素敵な作品に出会ってしまったのでコメントだけでもさせてください。途中まででもすごく楽しめました。ありがとうございました(;_;) (2021年11月22日 16時) (レス) @page36 id: 949488e612 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ウツボカズラさん» コメントありがとうございます!返信が遅れてしまいすみません。そう言って下さりとても嬉しいです(*´∇`*)更新が遅いですがこれからもよろしくお願いします (2018年7月15日 16時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ウツボカズラ(プロフ) - めちゃくちゃ降谷さんかっこいいいいいですどストライクです!!すてきな小説ありがとうございます( ;∀;)ぜひこれからもよろしくお願いします!!楽しみに読ませていただきます!!! (2018年6月3日 12時) (レス) id: ba7ef38af0 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ○○さん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。イケメンに書けているのか?といつも不安だらけで書いてます。これからも更新頑張っていきますね! (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - シルビアさん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。降谷さんイケメンに書けてますか!?凄く不安だらけです。でも凄く嬉しいお言葉です。ありがとうございます (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル春 | 作成日時:2018年4月30日 0時

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