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降谷さんの気持ちを読み取ることは不可能なのかもしれない。
あの後、一人で帰ると言ったら送ると言われた。
だから、またいつぞやと同じように助手席
「…ありがとうございます」
「お礼はいいですよ。
しかし…貴方はいつもおかしなお客に当たりますよね」
「う、運が無いのか…はたまたこうなる運命なのか」
そう言うと降谷さんは笑っていた。
まぁ、笑われるのはわかってましたよ
すると、急に目の前から車が割り込んできて急ブレーキ
「っ、わ」
「危ないなぁ」
体が前にグッといこうとしたが降谷さんが肩に触れていたので大丈夫だった
…この人
「大丈夫ですか?」
「え、あ、はい」
驚いたのか??
頷くと降谷さんは私の肩から手を離して目の前の車を見た
「…」
「…?降谷さん??」
「ん?あ、ごめん。
いやー、前の車…本当は停めなきゃいけないのになぁとね」
い、違反のことか
苦笑しながら降谷さんを見ていると降谷さんは前を見ながら話しかけてきた
「Aさんは大学卒業したばかりかと思いましたけど抱え込んだり仕事のことを詳しく知ってるので23ぐらいですか?」
「ぇ!?あ、24歳です」
「あれ?僕の勘が外れたなぁ。
でも、若いですね」
わ、若いのかな
降谷さんが惜しかったなぁと言って嘆いてるのを見て私は笑ってしまった
「そういう降谷さんは26歳ぐらいだと私は思うんでけど?
落ち着いててまるで兄のような雰囲気で」
運転している降谷さんを見ていうと降谷さんは笑って首を横に振っていた
「残念、僕は29ですよ」
「っ!?え!?」
「その驚きはなんですか?」
「だ、予想より上で」
「もう、三十路なりかけなので無理はさせないで下さいね」
「…は、はい」
「……」
返事をすると降谷さんは私を一瞬見た後路肩に車を停めていた
…ん?
「あの」
私何かやったかな?
考えつかなくて車を停めてシートベルトをとっている降谷さんを見ながら声をかけると降谷さんは私の方を見ると私の方に近づいてきた
「っ!?!?え」
「君は24と29って知って気を使うのかな?」
そして、私の頬に触れた
や、
「ごめんなさい!変わりませんから!」
「あ、取れた」
「…え?」
取れた?
降谷さんの方を見ると降谷さんはホコリを手に持っていた
「多分壁に押し付けた時かな。
ごめん」
「…え、あ、大丈夫です!
逆にありがとうございます」
何…考えたんだ?私は
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♡ - もう見てはいらっしゃらないでしょうが、遅れて凄く素敵な作品に出会ってしまったのでコメントだけでもさせてください。途中まででもすごく楽しめました。ありがとうございました(;_;) (2021年11月22日 16時) (レス) @page36 id: 949488e612 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ウツボカズラさん» コメントありがとうございます!返信が遅れてしまいすみません。そう言って下さりとても嬉しいです(*´∇`*)更新が遅いですがこれからもよろしくお願いします (2018年7月15日 16時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ウツボカズラ(プロフ) - めちゃくちゃ降谷さんかっこいいいいいですどストライクです!!すてきな小説ありがとうございます( ;∀;)ぜひこれからもよろしくお願いします!!楽しみに読ませていただきます!!! (2018年6月3日 12時) (レス) id: ba7ef38af0 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ○○さん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。イケメンに書けているのか?といつも不安だらけで書いてます。これからも更新頑張っていきますね! (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - シルビアさん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。降谷さんイケメンに書けてますか!?凄く不安だらけです。でも凄く嬉しいお言葉です。ありがとうございます (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル春 | 作成日時:2018年4月30日 0時