☆第４話☆ ページ4
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「…はあ」
青年と別れてから、真宵は公園のベンチに腰を下ろした。
「バカよね…あいつ」
あいつとはあの青年のことだろう。
そんなことを言いながら真宵は鞄から書類を取り出す。そこには多くの名前が綴られていた。
「次の仕事は…っと」
そこに綴られているのは真宵の仕事だ。
死神とはその名の通り死を
死期の近い者を死に導くというわけではないが、
死期の近い者がちゃんと死の運命を踏み違わないように見守るのが仕事だ。
死を見届け、魂を回収する。
回収しきれなかった魂は幽霊になって
そうすればその魂は転生できない。
自然に成仏するのはとても難しい。
だから死神の仕事は大切なのだ。
死神たちは冥界で生まれ、
その仕事をまっとうするために在る。
死神たちは前世に罪を持つ者が多いと言われている。
だからこそ、転生できずに死神になるのだ。
死神には真宵のようにリストが渡される。
そこにはその死神それぞれの魂を狩り取られる者の名とその者の死ぬ時間が綴られている。
だから最悪その時間にさえその者のそばにいればいい。
ただしその者がどのような人物なのかは綴られていないため 自分の目で見てみるしかない。
よって下見は必要なのだ。
《冥界の指令だ。
近くにリストにある者がいる。》
冥界からの指令が頭に響く。
偶然にもターゲットを見つけられればラッキーだ。
この指令を聞いてターゲットを確認する。
《そこの長い髪の女だ。
名前は、
「………了解」
さて、仕事だ。
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紅葉(プロフ) - 如月 唯奈さん» コメントうれしいです！読んでくださり、ありがとうございました！受験頑張りますね！！ (2018年12月1日 16時) (
レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
如月 唯奈 - 初めまして、小説読ませていただきました！私も死神が出てくる小説を書いているので、いろいろ参考になりました！受験頑張ってください！ (2018年12月1日 15時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 時雨さん» うわぁあありがとうございます！！むっちゃうれしいです！！ありがとうございます！！頑張りますね！！ (2018年10月7日 21時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - この作品が大好きです。これからも応援させて頂きます。（お気に入り登録と評価の方もさせて頂きました。） (2018年10月7日 21時) (レス) id: c02ba4ffe7 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 紅苺さん» コメントありがとうございました！ちょっと作風変わるかもですけど試行錯誤してみます！ (2018年10月6日 17時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉 | 作成日時：2018年8月13日 19時
