第２３話 ページ23
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〜〜〜〜
ラミアはリオンに後ろから抱きつく
〜〜〜〜
「『そ、そんなことは、あ、あな、』」
蘭はラミアの役。新一がリオンだ。
そしてカタコトになっている蘭。抱きつくことも叶わず、中途半端に浮いた手は「手を挙げろ！」みたいな状況だ。
「ちょっと蘭！恥ずかしがっちゃダメよ！
ドーンとやっちゃって！ドーンと！」
「できるわけないでしょ〜？！」
いやいや、幼馴染なら余裕なのでは？なんて偏見はやめにしておこう。
新一もソワソワしてるし。ウブだね〜。
少しずつ演技の練習に入っている私たち。
みんな思いのほか楽しんでくれていてよかった。
世界観的にはちょっと昔の西洋風。
探偵のリオン＝シャーロックは簡単な依頼を受けたが、それが複雑に過去の事態に繋がり事を悪化させ、命を懸けて過去の過ちも含め清算することを決意する。それはほとんど死を意味していた。
リオンの恋人であるラミア＝アイリーンが彼を止めるが、無事戻れたら結婚しようと約束してリオンは旅立つ。
死亡フラグがビンビンだがラストはハッピーエンドの物語だ。
そして今はその約束シーンを練習中。
わかる通り、プロポーズシーンですね。
「なんでこんなことに……」
「ドンマイ、蘭」
恥ずかしがってセリフどころじゃない蘭を見て私は苦笑する。
園子に頼んでキスシーンは
キーン コーン カーン コーン
「あ」
チャイムが鳴り、６限目のLHRは終了だ。
ここからは流石に部活があるため、みんな各々のために動く。
「あれ、帰らないの？工藤くん」
帰りの号令を終え、みんなが散っても席から動こうとしない新一に尋ねる。彼の机には台本が広げられている。
「覚えらんねーんだよ。推理のとこ以外」
「うん、すっごく
ブレないね、君も。
「覚えるときは声に出した方がいいよ？
あと動きも。実際に動くのがいちばん」
「あ〜、なんか母さんにも昔同じようなこと言われたんだよな。あれはなんか一休さん
そういやそんな話あったなぁ。
「『お待ちください！
どうしても、行ってしまわれるのですか……？』」
「え」
私がラミアのセリフを口にすれば、驚いたようだったが私の意図を悟ってくれたようだった。
立って私に背を向ける。ここからスタートだ。
では、もう一度
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紫苑(プロフ) - 待ってマジか、、、月城ってwうちのファミリィ―ネェーム((リアル名字なんだが、、、ウケる（真顔） (5月31日 6時) (
レス) @page1 id: 3aa754953d (このIDを非表示/違反報告)
#P - ずっと、求めていた小説が見つかりました…！！！ 大好きだぁああ！！ (2022年6月14日 23時) (レス) @page34 id: 9b79f8fc8c (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ザックの嫁さん» レスが遅れてすみません。コメントありがとうございます。まだ救済まで至っていませんが…頑張りますので見守っていただけると幸いです。コメントありがとうございました！ (2020年1月8日 13時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
ザックの嫁 - 救済とか……… 大好物じゃないの！！ (2019年12月15日 14時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ラムさんさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！やっと更新しました……おまたせしました！これからも維持できるよう頑張ります！ (2019年5月4日 22時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉 | 作成日時：2019年1月24日 23時
