笑い柱、実は感情がないらしい 3 【鬼滅の刃】

草はえる117 ページ32

『さて……今、僕が何を言いたいのか分かるかい？』

「「分かる/分からん」」

『分からんって言った奴誰や？』

「俺だ！」

『兄貴ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!何回言ったらわかんの！？』

「あと３０回程言ってもらってもいいかい？」

『これで17回目なんだけど……』

ヤッホーAだよ！
今、緊急会議をしてるの……三人で

『んじゃ説明するよ？兄貴よーくきいててね？』

「分かった！」

『仆罘子の事で〜仆罘子が鬼だとしよう！
そんじゃ、何で太陽の下を歩けるのか……その理由を柱の人達に言わないとまず話にならん
……と、言うわけで兄さんが仆罘子と話してくれ！アイツは兄さんの事……多分好きだから……きっとアイツ、兄さんに聞かれたら絶対話すでしょ！』

「……嫌だよ!!!俺には耐えられない!!!メス豚と話すなんて！近づくだけでも吐き気がすると言うのに！」


「僕も仆罘子さんが鬼って信じられないし……彼方さんが聞かないと『アイツがずっと柱を続ける事になるよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!』……被せないで……」

『兄さん!!!!!!!お願いだよ！今日の夜ご飯のでざーと兄さんの好物のゼリーにするから！』

「する！」

『よし！』

作戦大成功！

『そんじゃ！夜ご飯作りますか！ご飯何がいい？』

「「ふろふき大根/ゼリー」」

『兄さんのはでざーとででるやん！今日はふろふき大根にしましょう！って事で作ってきまーす』

だが僕は忘れていた……
冷蔵庫に大根が無いことを……
そして利き手じゃない方で包丁を持つと危険だと言うことも……

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