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ギャップ4 ページ4

教師A「じゃあ、今日はここまで。

号令いらないから、板書はしておくように」





6校時の授業が終わり、先生がそう言った。



先生が教室を出れば、特に板書も終わっていないのがノートを仕舞う奴らが大半だ。



俺は板書は済んだので、それを仕舞う。


ていうか、もう放課後じゃん。

本当に何も仕事してないな。



そう思って、ため息を着きそうになった時、仔朔さんが席を立った。


多分、黒板を消すためだろう。

その足は黒板を一直線に向かっていた。



俺も慌てて立ち上がり、彼女を追う。




黒板消しを持ったが戸惑った。

仔朔さんは俺に気づいていないらしく、黙々とけしていく。



思いっきりが大事だ、思いっきりが。


ええい、ままよ。

そんなことを思いながら、彼女が消していなかった上のほうに黒板消しを当てた。





A「え」





彼女から声が上がり、驚いて仔朔さんを見る。


すると、仔朔さんと目が合った。





角名「……仕事、任せてごめん」





一応、そう言っておく。

いや、それ以外の言葉が思いつかなかったんだよ。



彼女は元々大きな目をさらに大きくさせ、俺を凝視した。





A「……上、消しにくいから頼める?」




彼女は黒板に向き直り、また消しながらそう言った。





角名「わかった」




俺は一言そう言うと、黒板を消す。


やべえ、喉カラカラなんだけど。



なんか、めっちゃ緊張してる。


でも、仔朔さんと少しでも話せたことに安堵した。





角名「治、やっと仕事できた」




治「おん、見とったで。後ろ姿は親子やった」




角名「失礼だな、お前」





仔朔さん、意外と小さかった。


でも、ピアスの量ヤバかった。

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(プロフ) - おもしろいです!更新楽しみに待ってます(*^^*)ところで、影山もんぺのほうはもう更新されないのでしょうか…? (2019年4月2日 20時) (レス) id: 5fcbac2191 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なちゅまろ氏 | 作成日時:2019年3月28日 17時

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