任務 ページ42
志麻視点
あぁ…1日が平和だ…。
鍛錬に明け暮れるうらたんを放って、俺は今、一人で日向ぼっこしてた。
山の暖かな日差しが体を温めてくれて、ポカポカして眠たくなる。
…夜まで寝よ…、…ゲーム無いし、眠いし暇だし。
?「おい、地味にこんな場所で寝てんじゃねぇ。」
真上で聴き慣れた声が聞こえて目を開けると、音柱・宇髄天元こと、師匠が立っていた。
志「…。」
宇「おい。」
志「珍しいですね、師匠が蝶屋敷に来るなんて。」
宇「阿保か、お前が昼間に此処でサボってるって連絡があったんだよ。」
チッ、誰がそんな真似を…。
脳内で舌打ちして、寝たままと言うのも師匠に対して失礼だから、取り敢えず起き上がって伸びをする。
志「何ですか、どうせ面倒な任務を押し付けに来たんですよね。」
宇「その通りだ。」
やっぱりか…。
宇「実は…。」
予想してたことが当たって、嫌で溜息を吐きかけるが、後が面倒だからぐっと堪える。
何が面倒かって?
それは自分で考えろ、他人に答えを求めるんじゃない!
…という冗談はさて置き、珍しく師匠が焦ってるから話を真面目に聞こうとして、取り敢えず耳を傾ける。
宇「3人と連絡が取れなくなった。」
志「あ、そうですか。」
大喧嘩して見捨てられたとかやったらウケる。
宇「テメェ、三人がどうでも良いって言うのか…。」
志「そんなわけ無いじゃないですか、お世話になってますし、そりゃ心配ですよ。で、理由は喧嘩ですか?」
宇「テメェ…。」
志「冗談ですって。」
キレている師匠を宥めて居ると、師匠の鎹鴉・虹丸が飛んで来て、一枚の手紙を師匠に渡して何処かに飛んで行った。
志「何の手紙ですか?」
宇「…チッ、行くぞ。」
ご機嫌斜めな師匠が質問に応えずに走って、取り敢えず追い掛ける。
3人にはいつもお世話になってるし、めちゃくちゃ心配。
何より美人だし。
助ける人が綺麗やと、勝手にやる気も上がるし。
よし、頑張るぞ!
動機が不純でも、頑張れればそれで良いに決まってる。
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ララ(ランタ)(プロフ) - ねこまる@Milkさん、コメントありがとうございます!!教えて下さりありがとうございます!!すみません!漫画が手元に無かったので確認するの忘れてました!直ぐに直します!!! (2021年10月23日 8時) (レス) id: 4bf2a8fa4e (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる@Milk - 初コメ失礼します。煉獄さんの一人称って『俺』では……?? (2021年10月22日 21時) (レス) @page41 id: b6e29333b6 (このIDを非表示/違反報告)
ララ(ランタ)(プロフ) - nimoさん、コメントありがとうございます!本当だ!教えて下さりありがとうございます!素で間違いました!教えて下さりありがとうございます!今すぐ直します!教えて下さりありがとうございます! (2021年10月17日 14時) (レス) id: 4bf2a8fa4e (このIDを非表示/違反報告)
nimo(プロフ) - 初コメ失礼しますm(*_ _)m上弦の参は猗窩座だと思います。とても面白い作品なので更新楽しみにしています!頑張ってください! (2021年10月17日 13時) (レス) id: 8a23295520 (このIDを非表示/違反報告)
ララ(ランタ)(プロフ) - みらさん、コメントありがとうございます!教えてくれてありがとうございます!直ぐに訂正します! (2021年10月10日 17時) (レス) id: 4bf2a8fa4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ランタ | 作成日時:2021年9月28日 23時