BF4の絆 ページ16
ユキside
「…フウちゃん…?」
急に言われたフウちゃんのBF4の否定に、私は固まる。
「ちょ、フウ。何を…。」
「でも、それでもいいと思うんだ。」
!…どう言う事…。
フウちゃんの言いたい事がわからず、私はフウちゃんを見つめる。
「ユキちゃん、私達の目標は?」
「!…私達の歌とダンスで、夢や希望を持って欲しい…。」
私の言葉に、真面目に頷くフウちゃん。
「ユウ君になんと思われようと、BF4が目指す物は違う。」
「!…フウちゃん…。」
はっきり言われてポカンとしてしまう。
「ユキちゃんとユウ君の間に何があったのかは知らない。…でも、今の組んでいるのは私とアキちゃんとみーちゃんの3人。…ユウ君の事ばかり考えて焦っているのはわかるけど、…ね、アキちゃん。」
フウちゃんが急に話を振らが、アキちゃんは慌てる事無く悪戯っぽく笑う。
「確かに、かな〜り嫉妬しちゃうかな。ね、ミウ」
ミウは頷いて、私に抱きついて来た。
「ユウキじゃなくて、私達を頼って欲しい。…アイツ…絶対に見えしてやる…。」
「…はは、何それ。」
思わず笑ってしまい、ミウはカバっと立ち上がる。
「ユキ!次こそ…!」
「はいはい。ミウ、私とフウちゃんもいるんだけど。」
アキちゃんは呆れたような口調で言うが、顔は笑っている。
「勿論、アキもフウも!」
フウちゃんはクスクスと笑い、立ち上がって私を見る。
「ユキちゃん。」
「!…うん!」
フウちゃんは手を差し出して来て、私は手を掴んで立ち上がる。
「さて、リーダー。練習は?」
アキちゃんに悪戯っぽく言われ、私も悪戯っぽく笑い返す。
「勿論、今からやる!」
…双子で、…いつもユウキの方が凄いって言われてたけど、…今度こそ…!
私は手をギュッと握りしめて決意した。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ランタ | 作成日時:2020年11月22日 22時