悪戯が5回 ページ7
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彼女が腕を上から後ろに回し、背中のベスト下に手を突っ込んでそれを取りだした。
それは、鉈である。
『____鉈を、縄に。』
鉈が瞬時にして3米ほどの縄に変化した。敦が何が起こるかを理解するより先に、Aがそのロープを敦に巻き付け、その身を拘束しあげた。
『はーい一丁あがり!敦くんごめんね!!』
「重畳。…そして僕、約束は守る」
黒獣が敦に襲いかかり、右脚が切り落とされた。敦が叫び、その場に倒れた。
『ひぇー痛そう。脚なんか切られたことないもんね…』
「貴様もだろうが」
『いや、脚がこなっごなになりかけたことはあるの。あれはね、たしかビルの10階から5階だと勘違いして飛び降りた時かなあ。流石に脚の骨沢山折れて痛かった』
「…中々怖いこと言いますねA…」
『えー、そうか…な?あれ、なんか気配変わっ…』
3人が気配を察知して振り返ると、Aが縛った縄さえちぎれる程の大きな虎がそこにいた。
「右足が再生した…!?」
「そう来なくては」
虎が吠え、芥川に襲いかかり______
『あっやべ、Aの縄、虎さんに絡まった』
「おい三宅!!!!」
それでも彼女は通常運転であった。
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君死勿 - 樋口「芥川先輩〜!?!?」←ってなってそうですね… (8月30日 13時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
和歌 - 素敵な作品ありがとうございます! (2022年8月17日 0時) (レス) @page1 id: 5bd59d973a (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - いえ!頑張って下さい! (2022年7月29日 12時) (レス) id: cf85aeee8c (このIDを非表示/違反報告)
しろみぃ(プロフ) - 彩さん» わーー!!ありがとうございます!!!!更新頑張らせて頂きます…!! (2022年7月29日 12時) (レス) id: 02d7799d85 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - この作品大好きです!これからも更新頑張って下さい!私の心の癒しです! (2022年7月29日 9時) (レス) @page11 id: cf85aeee8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろみぃ* | 作成日時:2022年7月22日 22時