どうも神代類の妹です！ 2幕【プロセカ】【天馬司】

しっくすてぃーすりー ページ22

「誰でも参加出来るみたい。大賞になったら小説家としてもデビュー出来るみたいなんだけどさー。サポートも手厚くしてくれるらしいんだけど…



やってみたらいいんじゃ…と思ったけどA、確か今ショーとかしてるんだよ…ね」




途中から少し申し訳なさそうな顔になっていく。



『あっはは、そりゃね、台本書いて、ちょっとステージに出るくらいだからね。あんまり目立ちはしないから忘れてても仕方ないよ。




ファンタジーは…少々レベルが毎年高いみたいだし、恋愛部門とか、良さそうだね。書いたことないから挑戦してみるよ』




「いいじゃーん！…あ！Aは好きな人とか居ないの？」




好きな人、か。




あれ








………………どうしてあの人の顔が思いついた？







『僕は……』






「当ててあげるよ…わかった！司先輩？」



『そ、そんなわけないでしょうが』



「ビンゴ？A顔赤いけどね〜」



『…ニヤニヤしないでくれるかな、気の所為だよ』




まあ、結構ドキドキさせてくるんだよなペガサスくん…






『その………かっこいいのは認める』








「(あ、かなり脈アリじゃん先輩良かったね)」






『…不意打ちのイケメンが超許せないけど』




「え！そこ漫画みたいにキュン！ってなるとこじゃないの？」





『ならない、むしろ腹立たしい』






でも、本当に好きかもしれない。





思い出しただけで胸がきゅっとする。








「………へぇ〜？だけどその反応だとほんとに…」




『あ〜〜もう聞こえてない〜！！



とりあえずそのコンクールは出るさ！！



教えてくれてありがとう瑞希！！』




「遮られちゃった残念だな〜。


ま、こっちもありがと！久しぶりに学校きて笑った〜！」





『酷いなあ、まあ笑えたなら…それは良かったよ』







どちらからという訳でもなく、また、お互いに笑いあった。

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