35話 ページ36
心臓がバクバクいってる
まさかマサイが来るとは思わなかったし、
そのマサイがいま珍しく怒ったことにもびっくりしたし、
今から話すことにもものすごく緊張しているし…
『…先に謝る、騙しててごめんなさい。』
マサイ｢騙してた…？何を？｣
『…せい、べつ…』
声が震えて小さい声になる
マサイ｢…ごめん、よく聞こえないから…近くに｣
『性別を、騙してた、！』
マサイ｢…｣
『私、本当は女なの、男とか、嘘、なの……だから、っ…！』
マサイ｢…マジで言ってる？｣
ほら、やっぱり怒ってる…
そりゃそうだよね……
こうなるのは最初からわかってたはずなのに
マサイ｢あー、安心した…｣
『…え？』
マサイ｢や、なんて言うか…そのー、ね、｣
予想外の反応に驚いて目をやると、
マサイは照れたように頭をかいていた。
マサイ｢この際だから俺も言うけど、ずっと男に恋してんのかなって不安だったんだぞ｣
これもまた予想外
マサイ｢…だから、安心したってわけ｣
｢あー言っちゃった｣と呟いてそっぽを向くマサイ
頭が追いつかない
マサイが私に恋してる？
冗談？
マサイ｢言っておくけど、冗談とかじゃないぞ｣
本気？
マサイ｢返事は別に今じゃなくてもいい、って言うかむしろ今じゃない方が嬉しい。こう見えてすっごい心臓バクバクしてるから、じゃ、お先｣
マサイは混乱した私を置いて上がっていってしまった
『っ…』
逃げられた…
こんな訳の分からない状態で置いていくなんて…
顔、見れるかわかんないじゃん…
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＊緑茶＊(プロフ) - 美留玖さん» コメントありがとうございます！かっこよく書けてるか心配だったのでそう言って頂けると嬉しいです(笑) (2018年3月1日 0時) (
レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
美留玖 - あぁ〜･･･。マサイが///カッコいい///続きすごく気になります!!更新頑張って下さい!!応援してます♪ (2018年2月24日 0時) (レス) id: 2cb8ac12c6 (このIDを非表示/違反報告)
＊緑茶＊(プロフ) - 凜ネコみゃあおさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月11日 12時) (レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
凜ネコみゃあお(プロフ) - 頑張ってくださいね (2018年2月11日 11時) (レス) id: 1fb76055e1 (このIDを非表示/違反報告)
＊緑茶＊(プロフ) - ななさん» 楽しんでいただけて嬉しいです、頑張ります！ (2018年1月24日 6時) (レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊緑茶＊ | 作者ホームページ：
作成日時：2016年6月24日 21時
