36話 ページ37
マサイside
わー、わーーわーーーーー
言っちゃった、言ってしまった
うぎーーー、
急いでタオルで体を拭く
勢いに任せて告白じみたことを言った
そのせいで体はのぼせ気味
スイマが女だなんて、夢みたいな話。
あー嬉しい。
付き合うってなったわけじゃないのに
その事実だけで宝くじが当たったみたいな嬉しさ
…あれ、
あいつらはこのこと知ってる？
.
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯ
ﾊﾞﾝｯ
シルク｢っびっくりした、なんだよそんな急いで、はだけてんぞ｣
ンダホ｢顔赤いじゃん、のぼせた？｣
マサイ｢お前ら知ってた！？｣
シルク｢いやなにが｣
マサイ｢スイマが…！｣
ンダホ｢スイマ？｣
…ふと、一生懸命性別のことを伝えようとするスイマが頭をよぎった
これ、もしふたりが知らなかったら
スイマの頑張りが無駄になるんじゃ…
マサイ｢あ、いや…スイマって、意外とシャイだってこと…｣
シルク｢知ってた｣
ンダホ｢っていうか意外ってほどでもないよね、すごいシャイそうな顔してるしw｣
シルク｢え、もしかしてそれだけのために走ったわけ｣
ギャハハ、とシルクに笑われた
スイマを守るため、これくらいの恥はなんてことない…
強い。お前は強い子だマサイ。
それに、ふたりが知らなかったとしたら
スイマがそれを伝えるまでの間
この話はふたりだけの秘密。
それはそれでありだなって思った。
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＊緑茶＊(プロフ) - 美留玖さん» コメントありがとうございます！かっこよく書けてるか心配だったのでそう言って頂けると嬉しいです(笑) (2018年3月1日 0時) (
レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
美留玖 - あぁ〜･･･。マサイが///カッコいい///続きすごく気になります!!更新頑張って下さい!!応援してます♪ (2018年2月24日 0時) (レス) id: 2cb8ac12c6 (このIDを非表示/違反報告)
＊緑茶＊(プロフ) - 凜ネコみゃあおさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月11日 12時) (レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
凜ネコみゃあお(プロフ) - 頑張ってくださいね (2018年2月11日 11時) (レス) id: 1fb76055e1 (このIDを非表示/違反報告)
＊緑茶＊(プロフ) - ななさん» 楽しんでいただけて嬉しいです、頑張ります！ (2018年1月24日 6時) (レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊緑茶＊ | 作者ホームページ：
作成日時：2016年6月24日 21時
