第4話｢能天気さんはギャングに会う｣ ページ6
翠｢…とにかくここって…｣
『保健室』そう書かれてた。確かになんかベッドとか色々ある。
なんだ？何かが頭の中に…？
…思い出した。
ミスタ｢ジョルノ、お前なんか怪我してるぞ？｣
そう言われ見た。なんかどころじゃねえ。血がドバドバ出てんじゃねえか！
ジョルノ｢あっほんとだ。まぁ、今はほっときましょう｣
翠｢ちょっと待て！ほっとくとか馬鹿！？手当てしなきゃ！｣
うちは応急セットを棚から取り出し、手当てする。
ジョルノ｢…上手なんですね…｣
翠｢うんなんか…医学とか薬学とか今思い出しました。｣
ミスタ｢習ってたことをか？｣
翠｢うん。なんかうち、独学で学んでた…と思います。｣
ポルナレフ｢凄いね。君は。まだ16歳なんだろう？｣
翠｢はい！｣
きっと←
ミスタ｢それなのに独学で医学と薬学を学んでる…｣
翠｢まぁ、なんか目的があった気はするんですよね。｣
なんだっけ？そこまでは思い出せない。モヤモヤしてる…
ジョルノ｢あの…｣
翠｢ん？｣
ジョルノ｢僕は貴方の年下ですので…敬語なしで…｣
ミスタ｢あっ俺もー！出来るからさん付けもなしな！｣
ポルナレフ｢私はどっちでもいいよ｣
翠｢…うん！分かった！ジョルノ、ミスタ、ポルナレフに…何でもない｣
なんて言おうとした？うちなんて言おうとした？
ポルナレフ｢好きな呼び方でいいよ。｣
翠｢…ポルナレフ…兄ちゃん…｣
ミスタ｢…あー…確かにポルナレフって兄ちゃんらしさ出てるよな。｣
ジョルノ｢優しいですし、頼りになりますよね。｣
ポルナレフ｢そ、そうかな…？///｣
いつの間にかポルナレフ兄ちゃん褒め大会に←
翠｢ジョルノ！手当て終了ー！｣
ジョルノ｢ありがとうございます。｣
ミスタ｢これからどうする？ここを本拠地にはしておくか…｣
翠｢せやな。なんか色々置いてあるし。ベッドもあるから。｣
ポルナレフ｢分かれて行動するには人数が少なすぎる。共に行動した方がいいだろう｣
翠｢てかなんで襲われてたの？｣
ジョルノ｢目が覚めたら3人で教室の中にいて…それでドアを開けて色々探索していたら…あいつが…｣
なる得。
ミスタ｢あんな化け物、見たことないぞ｣
翠｢なんか…骨が役目を果たしてなかったね。てなわけであいつは今から『骨グチャグチャ男』で｣←
ジョルノ｢ネーミングセンスがありませんね。｣
翠｢悪かったな。｣
ジョルノ｢とにかく出ません？｣
翠｢おう。｣
てなわけでお外へGO！ε＝┏(･ω･)┛←
第5話｢能天気さんの記憶の欠片｣→←第3話｢眠姫とアサシーノ｣
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作者名：歌詞無＆真弥 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2019年4月1日 21時
