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ア「!!」
バーンズが掌を返しアーサーを剣ごと弾き飛ばす。
『(防御系の能力?それなら、新人大会の時の跳躍力の説明がつかん…身体能力の向上か?でもそんなんでプラズマって防げるもんなん!?)』
ちらりと横目で見た感じでは中隊長達に動揺は無い。ということはバーンズにとっては普通の事なのだろう。
森「何やってんだ!?手ェ抜いてんじゃねェ!!」
シンラは消されたエクスカリバーを座り込んだまま呆然と見るアーサーの上を飛び越え、そのままバーンズに蹴りかかる。
それも、片手で受け止め後方にシンラが起こしたであろう炎が流れていく。
勢いのせいでガタガタと設置されているライトが揺れる。
星「こっちの隊員もすごい威力だな!」
星宮が感心している間もシンラは手を緩めることなく攻撃をし続ける。
しかし、バーンズは全て手で受け流す。
少し二人の距離が離れたかと思えばバーンズの腹部にシンラの重い蹴りが入る。
しかし、それすらも聞かないという様にバーンズはシンラに何故消防官になったのかを問う。
森「俺の母さんと弟は火事で死んだ!!人体発火現象の謎を解明して二度とあんな火事が起こらないようにする!!炎の恐怖から世界を救うヒーローになるためだ!!」
シンラの発言に対しバーンズは…
バ「まだまだ遠いな」
トン
一歩を踏み出すと、シンラは弾かれたように吹き飛んだ。
バ「君たちの実力は見せてもらった。第1は君たちを歓迎しよう。この度の研修入隊、充実したものになるといいな」
シンラもアーサーも呆然としたまま話は進む。
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レイ(プロフ) - 翡翠さん» コメントありがとうございます。報告を受け原作の方も確認しましたがここでの地域が“新宿区”のため管轄は“第1”になりますのでこのままにします。 (2021年6月9日 22時) (レス) id: 2c9468588d (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - あ、あの、61話の桜「それは第1の管区…」ってところ、第1ではなく、第7ですよ。 (2021年6月6日 14時) (レス) id: 985c3b27ad (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 次の話が楽しみです (2020年7月8日 18時) (レス) id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
未羽(プロフ) - 更新、めっちゃ待ってます!! (2020年5月23日 18時) (レス) id: c79f5e12a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイ | 作成日時:2020年5月6日 1時