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バ「では、二人は来なさい」
彼らの手合わせが始まるのでマキ達の居るフェンス近くに移動する。
環「私も相手してもらったことないのにッ」
聞き覚えのある声が聞こえそちらを見ると、フェンスの向こうにタマキが居た。
茉「あのバーンズ大隊長の組み手をこの目で見られるなんて…」
『シンラのお陰ですね…良いことかは分からないですけど…』
マキの独り言の様な呟きに言葉を返す。
先にアーサーが攻撃を仕掛けるらしくエクスカリバーを右手に持ったことを確認してバーンズに突撃する。
ア「はぁあああ!!!」
それに対し、バーンズは左手を構えるように動かす。
ア「!!」
アーサーは斬りかかるのを止め少し後方へ引く。
『(凄い威圧感…)』
実際に応戦しているわけではないのに、こちらまで感じる。
腕が無くなっても知らないぞと忠告するアーサーに対しバーンズは余裕の表情でその程度と言う。
その程度と言ってもアーサーの剣は鋼鉄でも簡単に切ることが出来るのを知っているため、バーンズの発言に驚く。
ア「後悔するなよ!!」
アーサーは構わず斬りかかる。
しかしバーンズは避ける動作を一切しない。
バチ
「「!!」」
激しい音と共にアーサーの剣はバーンズの手の甲により止められる。
バ「一撃必殺の剣…二手目はなしかな?」
何も感じないというような顔でさらりと言う。
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レイ(プロフ) - 翡翠さん» コメントありがとうございます。報告を受け原作の方も確認しましたがここでの地域が“新宿区”のため管轄は“第1”になりますのでこのままにします。 (2021年6月9日 22時) (レス) id: 2c9468588d (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - あ、あの、61話の桜「それは第1の管区…」ってところ、第1ではなく、第7ですよ。 (2021年6月6日 14時) (レス) id: 985c3b27ad (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 次の話が楽しみです (2020年7月8日 18時) (レス) id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
未羽(プロフ) - 更新、めっちゃ待ってます!! (2020年5月23日 18時) (レス) id: c79f5e12a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイ | 作成日時:2020年5月6日 1時