私ノ居ル場所２【炎炎ノ消防隊】

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翌日、第８特殊消防協会—―

桜「昨日第５の連中とてんやわんやあって分かったと思うが、あいつらは怪しい。戦闘も視野に奴らを調査するぞ」

桜備は真面目な顔で話し出す。

森「………………

桜備大隊長…それはもう筋トレではなく、筋トレに近い何かです。」

シンラは初めは言いよどむも意を決して言う。

桜備は全身に重りをつけ両手と額にダンベルやら重りやらを重ね更にバランスボールの上に片足で乗ってバランスをとっていた。

まるでサーカスの団員の様だ。

桜「火縄！」

桜備が火縄に話を進めるように促す。

火「我々の一番の目的は”焔ビト”の鎮魂と国民の安全を守ること…

しかし、第８の裏の目的である怪しい特殊消防隊の調査や、彼らに対する手段も頭に置いておかなければならない!!」

真面目な顔で真面目な話をしているのだが…

火縄の頭には〈壁の中のせつ子さん〉と大きく書かれたキャップを被っていた。

『(…ああいう帽子ってどこに売ってんねんやろ…てか、せつ子って誰？)』

皆どこか注意散漫になっているようだ。

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