チョイス会場に到着し、真7弔花と白蘭さんと相見えました。 ページ8
「____フィールドのカードは、雷。じゃあ行こう」
白蘭さんに声と同時に辺りの輝きが一気に増し、ふわっと体が浮いたような感覚に囚われ____
・
ドサッという音と感じる地面の感覚に、ゆっくり目を開き数回瞬きをする。
つ、ついた......?
周りを見渡すと皆ももう来ていた。ある訳ないけどちょっと別のとこに飛ばされるかもって怖かったんだよね。
「やっ! ようこそチョイス会場へ」
「びゃっ、白蘭!?」
「な......何ということだ」
「ここは____超高層ビル群のド真ん中!!」
その声に私の目線を上げて辺りを見渡せば、確かにまさに都会と言う言葉がピッタリの風景に変わっていた。
うわ......感激なんですけど......。
「何度も会っているような気がするけど、僕と会うのは初めてかい? 綱吉君」
「でっ出たー! 白蘭と真7弔花!!」
バッと声にした方に視線を落とすと、真7弔花の皆さんと白蘭さんが勢ぞろいしていた。あ、モルセラさん。凄いこっち睨んできてるんですが......。
「ここで戦闘をするからね。いいロケーションだと思わないかい?」
「こ、こんな人の多い所で戦える訳ないでしょ!」
「そう言うと思って人はぜーんぶ避けといたよ。ここには僕ら以外人っ子一人いないんだ」
それって凄いよね。本当に人一人いないんだからミルフィオーレの力の及び方が半端ないって感じさせられるよ。
「なはーんだ、ちびっ子ばっかりじゃない。こんなのぜーんぶブルーベル一人で殺せちゃうもんね」
ブルーベルさんが軽く笑いながら左手を振り上げると、その左腕は水と化した。
ブルーベルさんだ! どうしよう、可愛い! モルセラさんと加え凄い可愛い!
「ハハンッ、慌てないでブルーベル」
「ニュ!」
「白蘭様が楽しみにしておられたお祭りなのですよ。ゆっくり楽しみましょう」
桔梗さんがそう声をかけると、ブルーベルさんの手の水は凄い勢いでミキサーのように回る。
桔梗さんだあああ! ちょ、待って、嬉しい。待ってください、感激過ぎて......! やっぱりここ来てよかった!
真6弔花......じゃなくて真7弔花最高! いや敵だけどさ! ファンとしてね!
「どうやら私と同じ雲属性の守護者は学生服の君のようですね。私は桔梗、お見知り置きを」
「すぐに始めようよ」
「だーからダメなんだって、ひっばーりチャーン! 次のチョイスを始めなきゃ」
白蘭さんが例のジャイロルーレットを取り出しながらそう言う。
おお、あれが!
どうやら私も戦わなくてはならないみたいです。→←炎圧が1000万FVを記録したようです。
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Maple(プロフ) - 空知さん» ご指摘ありがとうございます。お人好しな線、では文法的におかしかったですかね?直しておきますね! (2015年11月18日 19時) (レス) id: 22d086941e (このIDを非表示/違反報告)
Maple(プロフ) - 城覇さん» コメントありがとうございます!続編も是非見てください! (2015年11月18日 19時) (レス) id: 22d086941e (このIDを非表示/違反報告)
Maple(プロフ) - 怜弥さん» コメントありがとうございます!凄い、大正解ですよ!さすがですね! (2015年11月18日 19時) (レス) id: 22d086941e (このIDを非表示/違反報告)
空知 - 設定の主人公ちゃんの性格の所なんですが、「綿」じゃなくて「面」ではないでしょうか?最初のところです。間違っていたらすみませぬ (2015年11月18日 19時) (レス) id: 95a0519593 (このIDを非表示/違反報告)
城覇 - 今回も面白かったです!続編楽しみにしてます!! (2015年11月18日 18時) (レス) id: edf118dbe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Maple | 作成日時:2015年11月14日 11時