ヴァリアーが到着した模様です。 ページ49
「獄寺君達の地点の戦闘が激しくなってる!」
『聞こえますか10代目!』
「獄寺君!?」
無線機から獄寺君の声が聞こえた。何か凄い騒音が聞こえてくるけど......。
『俺達ヴァリアーに救われました。今奴らはザクロとブルーベルって奴と交戦中です』
「え!? ヴァリアーが......来てるの!?」
『ハイ、相変わらずムチャクチャな奴らですが......ボンゴレの旗の下俺達を援護すると、XANXUSが!』
「ザ、ザンザスが!?」
もう来てるんだ。じゃあノルマさんも一緒だろうね、多分面倒臭がってほとんど何もしてないと思うけど。
と、今度は湖の方で爆発が起こった。
「湖の地点には確か......」
「了平兄、バジル兄、太猿に野猿に......それにランボが守ってるはずだよ!」
うーん、一気に形態変化している頃かなぁ......後は、恭弥君の命の危機か......。
......凄く心配なんだけど、私行ったら容赦なく殺されそう。
・
「ツナ兄! 見て! ヴァリアーとザクロ・ブルーベルの戦いがどんどん激しくなってる!」
既に獄寺君達がいたところは凄まじい爆炎に包まれており、森が見る影もなくなっていそうだ。
「ヴァリアーは超精鋭だ。この地球上で最も強い暗殺部隊だろう。だが相手は人間を超えた真7弔花......どっちが勝っても不思議じゃねーな」
____ドゴォオオン!
と、リボーンさんの声を遮るように、全く別の方向から巨大な爆発が起こった。
「え......!? あそこって誰かいたっけ!?」
「いないはずだぞ」
「一体誰が戦ってるのー!?」
え、こんなシーン原作になかったんですけど。何これ......はっ。
モルセラさん......? だとしたら誰が相手になってるんだ。ヴァリアー......はあそこだし。
え、モルセラさん誰と戦ってるの!?
・
「チッ____まさか霰の波動を持ってる奴が出てくるなんて」
3手に分かれた奴らの合間を縫って攻めたはずなのに......何なんだこいつは。
僕が飛んでいるところに奇襲を掛け、真っ白な炎を纏ったやけに柄の長いハンマーで攻撃してきた目の前のこいつ。
ヴァリアーの隊服を着ているところをみると確実にヴァリアーの一員だ。他のヴァリアーは......ザクロとブルーベルの方に戦力を割いてそうだな。
しかし。
「何だこの炎の大きさ......この純度は!?」
「____面倒臭いがXANXUSの命令だ。手っ取り早く消し飛ばして帰って寝る」
匣を一つも持たずに、ハンマーだけをこちらに向けたそいつは、灰色の髪を揺らして口角を上げた。
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Maple(プロフ) - 空知さん» ご指摘ありがとうございます。お人好しな線、では文法的におかしかったですかね?直しておきますね! (2015年11月18日 19時) (レス) id: 22d086941e (このIDを非表示/違反報告)
Maple(プロフ) - 城覇さん» コメントありがとうございます!続編も是非見てください! (2015年11月18日 19時) (レス) id: 22d086941e (このIDを非表示/違反報告)
Maple(プロフ) - 怜弥さん» コメントありがとうございます!凄い、大正解ですよ!さすがですね! (2015年11月18日 19時) (レス) id: 22d086941e (このIDを非表示/違反報告)
空知 - 設定の主人公ちゃんの性格の所なんですが、「綿」じゃなくて「面」ではないでしょうか?最初のところです。間違っていたらすみませぬ (2015年11月18日 19時) (レス) id: 95a0519593 (このIDを非表示/違反報告)
城覇 - 今回も面白かったです!続編楽しみにしてます!! (2015年11月18日 18時) (レス) id: edf118dbe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Maple | 作成日時:2015年11月14日 11時