偶然が折り重なり過ぎて信憑性薄くなってますよ。 ページ23
「5年前の段階で白蘭サンの能力による世界征服を阻止できる確率は少なく見積もって8兆分の1......」
「8兆!?」
「言いかえれば世界征服をされていないパラレルワールドの存在する確率でもある......そしてその奇跡的条件を満たす世界が......8兆分の1の世界がここだったんだよ......つまり無数のパラレルワールドの中でもこの世界だけが唯一白蘭サンを倒すチャンスのある未来なんだ!」
恐ろしい確率問題だよね。しかも私は転生してきている訳だから......うわ、頭が痛い。
「それは未来のお前が過去のお前に指示をして作った未来だからなんだな」
「それだけじゃない......僕と綱吉君が唯一偶然出会えた世界でもあるんだ」
「お、俺と!?」
「中3になった君の自転車のパンクを僕が直すんだ......だからこそこの世界はこの後____奇跡的にボンゴレ匣が作られる未来になるんだ......」
だから正一さんは白蘭さんを倒すにはこの世界しかないって言ってたと。繋がるとスッキリしますね。
他のどのパラレルワールドでもトゥリニセッテは奪われボンゴレファミリーは壊滅しているらしい。
綱吉君はどっちにしろこの世界でも殺されてると落胆しているが、実は綱吉君を撃った弾は正一さんがすり替えた特殊弾で、仮死状態になっていたらしい。
......待って、じゃあ死んでるの私だけ? 私も白蘭さんに撃ち殺されたらしいんですよ?
「彼は処刑の前日に言ってたよ。"もうすぐ一番可能性を持っていた頃の俺が来る"」
「え!?」
「確かに経験も体力も知力も今の自分より遥かに劣る......でもあの時の自分が仲間との毎日の中で成長力と意外性がある。____白蘭を倒せる、一番の可能性を持った自分だって。君達を待ってたのはボンゴレリング目的の白蘭サンだけじゃない、むしろ白蘭サンを倒せる君達を誰よりも待ってたのは、この時代の綱吉君や僕だ!」
すごい複雑な話だなぁ......複雑に入り組んでる。
「選ばれたツナ達と......選ばれた時代か」
「......難しくてよく分からない所もあったけど、それだけはしっかり分かった。____なのに......負けちゃった......そんな大きな意味や想いがあるなんて知らずに......」
「____そ、君達の負け」
白蘭さんと真7弔花の面々がこちらに来ていた。
「僕の事こんなによくわかっているのに、残念だったね正チャン。結局どの世界でも僕に勝てないのさ。約束は守ってもらうよ。ボンゴレリングは全ていただいて......君たちはどーしよーかな」
白蘭さんが意味の分からないことを言い始めました。→←予想以上に白蘭さんはチートでした。
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Maple(プロフ) - 空知さん» ご指摘ありがとうございます。お人好しな線、では文法的におかしかったですかね?直しておきますね! (2015年11月18日 19時) (レス) id: 22d086941e (このIDを非表示/違反報告)
Maple(プロフ) - 城覇さん» コメントありがとうございます!続編も是非見てください! (2015年11月18日 19時) (レス) id: 22d086941e (このIDを非表示/違反報告)
Maple(プロフ) - 怜弥さん» コメントありがとうございます!凄い、大正解ですよ!さすがですね! (2015年11月18日 19時) (レス) id: 22d086941e (このIDを非表示/違反報告)
空知 - 設定の主人公ちゃんの性格の所なんですが、「綿」じゃなくて「面」ではないでしょうか?最初のところです。間違っていたらすみませぬ (2015年11月18日 19時) (レス) id: 95a0519593 (このIDを非表示/違反報告)
城覇 - 今回も面白かったです!続編楽しみにしてます!! (2015年11月18日 18時) (レス) id: edf118dbe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Maple | 作成日時:2015年11月14日 11時