03:□ ページ3
.
エレベーターで二人きり。ここのマンションは途中で誰かが乗ってくることはない。
結構凄いマンション。
俺の家よりハイスペックや。
「……ねえ、」
「ん?」
「キス、せえへん?」
俺より背の高いめめに思いきって言ってみる。
横顔もやっぱいつ見てもイケメンやなぁ〜(笑)。
「…ん、」
特に照れる訳でもなく、こっちを向いてすぐにキスをする。
ほんま思う。
毎回ドキドキすんのは俺だけなん?(笑)
どうしてそんなクールにめめは決められるん?
そんな事よりも、、、
思ってた以上に長く深いめめのキス。
息が苦しくなる。多分めめもキツイはず。
でも中々離そうとしてくれへん。
俺は耐えられなくなってめめの胸を叩いた。
「……んんっ、はぁ、」
「はぁ…」
お互いの唇が離れた瞬間、丁度良いときにエレベーターが階に着いた。
「……行こ」
「お、おん」
やっば、俺今絶対顔赤いやろ。
めめとは何回やっても慣れへんわ(笑)。
「……どーぞ」
「おじゃましまーす」
めめが鍵を開け、俺が先に中に入る。
後ろでめめが鍵を閉める音がした。
「、めめ、んっ、」
それに合わせて振り向くと、突然めめがキスをしてきた。
え、さっきやったやん(笑)。
でも、そんな事も無かったかのように、めめはもっともっと深いキスを、玄関でする。
、……なんか可笑しい。。。
よーく考えれば、エレベーターでするキスはいつもあんな深ない。
いつも家に誘ってくれる時はメールかなんかで伝えてきてた。皆がいる前じゃ何も言わへん。
色んな角度からくるめめ。
なんなん?めめやっぱ可笑しいって、!
「んっ、、、ちょ、め、めめ!」
「……」
「んぅっ、」
駄目や、言葉だけじゃ伝わらへん。
めめが可笑しくなる時は大体何か隠してる時。
その“隠し事”を知りたい俺。
めめを押し離す。離した余韻で少し後ろのドアにぶつかっためめ。
「はぁ、はぁ、はぁ、ちょ、めめ、、、何?
さっきから変やけど、何があったん?」
「………」
俯き、めめの表情が分からない。
やっぱ俺の考えは当たりやってん。
「、めめ?」
「………別れよう」
「…………はあっ、?」
1191人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
お れ ん じ ジ ュ ー ス(プロフ) - サナさん» ご感想ありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです!!!!!次回作もぜひお読み下さい! (2020年3月22日 22時) (レス) id: 960072a6bc (このIDを非表示/違反報告)
サナ - とってもおもしろかったです。めめこじが大好きなので楽しく見させて頂きました。また、配信されるのを楽しみにしています。 (2020年3月22日 22時) (レス) id: 76b83d32ad (このIDを非表示/違反報告)
雅翔(プロフ) - Amiさん» ご感想ありがとうございます!他の方にもしっくり来ていることを願います!笑。次回作も、読んで貰えるよう精進します! (2020年3月10日 12時) (レス) id: 960072a6bc (このIDを非表示/違反報告)
Ami - ちゃんと読者にもしっくり来ております!めめこじはやっぱりこうじゃないとですねぇ!本当にドキドキハラハラして面白かったです!今後のめめこじ小説も期待します (2020年3月10日 12時) (レス) id: dafa21f976 (このIDを非表示/違反報告)
雅翔(プロフ) - ゆきんこさん» ご感想ありがとうございます!おれんじジュースです!嬉しいと言っていただけてとても光栄です!!いよいよ後半にやってきたのでラストスパートに向けて精進していきますので、ぜひ最後までお読み頂きたいです! (2020年3月8日 20時) (レス) id: 960072a6bc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:お れ ん じ ジ ュ ー ス | 作者ホームページ:https://twitter.com/hokuto_koji621?s=09
作成日時:2020年1月31日 15時