mark ページ9
えっと
これは保険室の佐賀美先生のところ
こっちの書類は職員室か
ぼーっと歩きながら、考え事をしていた
コツコツ
コツコツ
ドンッ
?「うわぁ!?」
「きゃ!!!」
廊下の曲がり角一角、誰かと衝突してしまった。
そのまま私は後ろに倒れ込み、相手もそのまま私の方に倒れてくる。
バタッ
「痛っ......」
尻もちを着いた衝撃で、お尻に痛みを感じる
それと同時に、
手の甲に温かさと少しの重み
そして
首に柔らかい '' なにか '' と
チクリとした、少しの痛み
床に着いた私の手の上に、相手の手
ばっと勢いよく顔を上げたのは
赤髪にアメジストカラーの瞳
司「お姉さま!!すみません!お怪我は無いですか?!」
目が会った瞬間あわあわと焦り始める
Knightsの司くん
「そんなに焦らなくても大丈夫だよ笑」
司「しかし、Ladyに大変失礼なことを...。まさかぶつかってしまうなんて。騎士として恥ずかしいです。」
司くんは、Knightsの中でも割と話の通じる子だ( )
なんと言ってもあのKnights
常に寝てるやつが1名
常に化粧してるやつが1名
常に口出ししてくるやつが1名
極めつけは、話を全く聞かず作曲を永遠としてる5歳児が1名
なかなかに個性溢れるKnightsだが
その中でも普段から'' 騎士 ''として振舞っている紳士的な子
女の子に対しても優しい気遣いができて、
____あー、この子絶対共学だったならモテモテタイプだ
と思っているのは秘密である。
そんな司くんあわあわ慌てていたかと思うと、ふと一点を見つめて動きを止めた
「どうしたの?」
司「/////」
私が問うと顔を真っ赤にさせた司くん
司「お姉様.....。大変申し訳ないのですが...///」
そう言って、私の首に指をなぞらせた司くん
ビクッ
突然の事でびっくりして身体が反応してしまったが驚くのこの後である。
司「お姉様の首に
____Markをつけてしまいました///」
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作者名:aちゃん | 作成日時:2021年11月8日 1時