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真緒side
スバル「ちょっと、サリー？ご飯食べないの？」
北斗「衣更、ダイエット中か？ダイエットしていてもご飯は食べないと健康に悪いぞ。それに衣更はダイエットするほど太っていない。」
スバル「もう、俺お腹すいたよ！」
真「あはは....2人とも衣更くんは今それどころじゃないと思うよ？」
真の言う通り
俺は今、お昼ご飯なんか呑気に食べている場合じゃない。
.
いつも通り、Trickstarで昼飯を食べようと2Aにやってきた俺。
いつもならいるはずのAの姿は何処にも無くて、どこいったんだ？なんて思っていた。
北斗から窓側の席に呼ばれ、座ろうとした時にふと窓を見たらガーデンテラスでKnightsと昼飯を食べるAの姿が目に入った。
スバル「あぁ！A、Knightsとピクニックしてる！！」
北斗「授業終わってからすぐ居なくなったと思ったらそういう事だったのか。」
真「今日はバレンタインだからね、朝から大量の荷物を持ってたからどうしたのかと思って聞いたらKnightsのみんなにお弁当を作ったって言ってたよ」
スバル「えぇ！ずるーい！俺とAのお弁当食べたい！」
なんていつも通りの会話を繰り広げているが、俺はそれどころじゃない。
そもそもまず、今日がバレンタインであることすら忘れていた
最近生徒会が忙しくて世の中の流れについていけてない。
でも、問題はそこじゃない。
北斗「明星、お前は朝Aからチョコレートを貰っただろ。そんな贅沢を言うな」
スバル「んー！貰ったけど！貰ったけど食べたいもんは食べたーい！」
北斗「お前は幼稚園児か」
真「まぁまぁ！落ち着いて笑 今度お願いすれば作ってきてくれるよ、Aちゃんは優しいから」
スバル「確かに！じゃあ今日は我慢しよー！」
.
そして冒頭に戻る訳だが...
スバル「サリーどーしたの？ずっとガーデンテラスガン見して。Aがいなくて寂しいの？」
北斗「それならAを呼ぶか」
真「いやいや！今みんなで食事中だよ？！」
北斗「確かにそうだった。」
真「氷鷹くんってたまに天然だよね...笑」
ﾊﾞﾝｯ
「「「わぁああ！！！」」」
スバル「どーしたの？！サリー！？本当に頭おかしくなっちゃったの？！」
真「いきなり机に手つかないでよ！びっくりするでしょ？！」
北斗「衣更、疲れているなら休め、最近忙しそうだっただろう。」
違う
違うんだよ
真緒「貰ってない」
真「え？」
真緒「貰ってないんだよ！！
Aからチョコレート！！！！」
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作者名：aちゃん | 作成日時：2021年11月8日 1時
