【暗殺教室】【歌い手】I sing and dance. In this classroom…！【踊り手】

Life３１＊。 ページ34

「何、お兄さん等。観光が目的っぽく無いんだけど。」


先頭に立って挑発するカルマ君。いやいやいや、いくらカルマ君でもこの人数は無理だって、！


「男に用はねえ。女置いてお家に帰んn…」


言い終わらぬうちに、カルマ君が不良をアスファルト舗装の様な地面に叩きつけた。


「ほらねー、渚君。目撃者の居ないとこなら喧嘩しても問題ないっしょ。」


問題は…ありそうなんですけど…ほら、不良達が青筋立ててるよ。


まあ、挑発しちゃう私も私なんだけど。



『男に用あったら怖いですよねー…。一瞬そっち系のお方かと思いましたよ？』


と言ってニッコリ笑う。



『あ…』


私が指さした先にはナイフを持った不良。


カルマ君はそこの自転車にかけてあった布を不良の顔に被せ、叩きつける。



背後を見ると、先程までそこに居た筈のカエデちゃんと有希ちゃんが居ない。


すると何処からか、カエデちゃんが抵抗する様な声が聞こえてきた。


『っ！カエデちゃん、有希ty…』


言い終わらぬうちに、私は何者か…いや、不良に何か鈍器で殴られ、意識を失った。


…姿が見えなかった奥田さんは何処へ行ったのか…それが分かったのはもう少し後の時間。

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