#69 ページ21
.
ゆっくりと離れる体。
身長が同じくらいだから、
顔の距離がとてつもなく近い。
真前にあるその整った顔に、
意識せずとも心臓が早鐘を打つ。
「……どうした?顔、赤いぞ。」
「…アンタも耳が赤いわよ。」
リヴァイの顔がゆっくりと近づく。
あ…
キス、してしまう……
.
「A!頼んでた書類、取りに来た……って…えっごめん!わざとじゃないの…リヴァイ…命だけはっ…!」
ノックをせずにドアを開けたハンジさん。
それを、体勢は変えず目だけを動かし
ものすごい形相で睨むリヴァイ。
今、リヴァイと私の唇の距離は1センチ程。
「ハ、ハンジさんっ書類…ですね、今持ってきますっ…!」
私は慌ててリヴァイから離れて、
書類を取りに自室に向かう。
私…
今、拒まなかった…?
むしろ、受け入れようとした…
リヴァイと
キス、したいと思ってしまった…
288人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひより(プロフ) - 更新頑張ってください! (9月6日 17時) (レス) @page33 id: d52e0caa43 (このIDを非表示/違反報告)
猫iok - めっちゃ続きが楽しみです!!体調を崩さない程度に頑張ってください!! (2023年4月4日 1時) (レス) @page33 id: 6d13d30c38 (このIDを非表示/違反報告)
絹(プロフ) - ゆるどあさん» ゆるどあさん、ご心配おかけしてしまいすみません(TT)少し忙しくて中々更新できなかっただけなのでご安心ください(汗)更新ペースが落ちると思いますが、今後もお付き合いいただけたら幸いです。いつも温かいコメントありがとうございます。 (2021年4月11日 14時) (レス) id: aa01c52314 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるどあ(プロフ) - よかったいつもより更新遅かったので心配してました…(汗)2人の関係が気になる…。これからもずっと応援してます! (2021年4月9日 21時) (レス) id: facfd92d2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:絹 | 作成日時:2021年3月16日 1時