兵長のヒトメボレ【リヴァイ】 (ページ49)

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「あちい…」

リヴァイはそう言うと

ゆっくりと服を脱ぎ出す。

「ちょっ…」

逞しい身体が露わになって、目のやり場に困る。

「…クローゼット、開けていい？」

「ああ。」

リヴァイに指示されて、言われた服を取り出した。

「身体、拭こうか？」

「…頼む。」

温かいタオルで丁寧にリヴァイの身体を拭く。

こんな事を今思うのは不謹慎だけど、

筋肉がしっかりとついた身体は

汗ばんでいることで余計に色っぽく感じる。

リヴァイは心地良さそうに目を閉じた。

「下は自分で拭いて。私は薬を貰ってくる。」

「分かった。」

医務室で薬をもらって部屋に戻ると、

リヴァイはまた横になっていた。

薬を飲んでもらわないと治らないけど、

その前に、何か食べさせないといけない。

「リヴァイ…寝た？」

その目がゆっくりと開いて私を捉える。

「食欲はない？」

「ねえな…」

「薬を飲む前に何か食べなくちゃいけない。お粥なら食べられる？」

「Aが作ってくれるのなら何でも食べる。」

「しばらく寝てて良いよ。また起こす。」

リヴァイの部屋を後にし、食堂に向かった。