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#45 ページ46
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次の日の朝もいつもと同じように
リヴァイの部屋に向かう。
ノックをしても、またもや返事がない。
「…入るよ。」
ドアを開けると、
そこには机に突っ伏して寝るリヴァイ。
昨日持ってきた食事は食べたようで、
お皿は空いている。
傍には沢山積まれた書類。
私に隠れて夜な夜なやってたの？
どうして、そんな事するの？
私はアンタの補佐なのに…
リヴァイの元へ足を進めると、
様子がおかしかった。
リヴァイの呼吸が荒い。
顔も赤い。
「まさか…」
前髪を退けて額にそっと手を当てると
驚く程熱かった。
急いで濡れたタオルを用意する。
まずはベッドまで運ばないと…
「…リヴァイ、立てる？」
返答がない。
この状態のリヴァイを
一人で運ぶのは無理がある。
「ちょっと待ってて。」
聞こえてるかどうかわからないけど、
そう声をかけて兵士長室を後にした。
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作者名：絹 | 作成日時：2021年2月28日 18時
