今日:14 hit、昨日:28 hit、合計:94,658 hit
小｜中｜大
#33 ページ34
.
「ねえ…戻っちゃ駄目？」
「駄目だ。」
「チッ…」
「おい、舌打ちをするな。」
「リヴァイの真似よ。部下は上司を見て育つんだから、私にこうなって欲しくなければくれぐれも言動に気をつける事ね。」
私は、立場上はリヴァイの部下になる。
実際、今まで昇任の話はあった。
だけど、私は誰かを引っ張っていくより、
支える方が向いている。
だからエルヴィン団長から昇任の話をされても、
全部断ってきたわけだ。
そういえば、
よく考えたらリヴァイは2時間
書類に向き合いっぱなしだ。
なんだか申し訳なくなってくる。
「…紅茶、淹れようか？」
「手は大丈夫なのか。」
「多分。」
「心配な返事だな…結構だ。」
「大丈夫。どこにある？」
リヴァイから茶葉やカップの場所を聞いて、
取り掛かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：絹 | 作成日時：2021年2月28日 18時
