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#14 ページ15
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ミケさんが確認済みの書類を
リヴァイに回すため、兵士長室を訪ねた。
ノックをして声をかけるが返事がない。
「リヴァイ、入るよ？」
ドアを開けると、
リヴァイは椅子に腰掛けたまま眠っていた。
リヴァイの寝ているところは初めて見た。
なんだか、見てはいけないものを
見てしまった気分。
「人類最強も、寝てたらただの可愛い子供みたいね…」
眉間の皺はうっすらと残っているものの、
いつもの人相の悪さは1ミリもなくて、
あどけない子供のようだ。
「まだアラサーなのにこの眉間の皺…一体どれだけ怒ったらこうなる訳？」
リヴァイはいつも眉間に皺を寄せている。
笑ったことはあるのだろうか。
何故だか分からないけど、
見てみたい
そんなことを思った。
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作者名：絹 | 作成日時：2021年2月28日 18時
