32 : 帰り道 ページ34
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りうら 「 …いいお父さんじゃん。」
「 …はい、父は私の自慢です。
…あ、お母さんも自慢ではあるんですよ？
母、心配性な分、自分じゃなくて私達を優先するんです
ちょっと暴れちゃうのは悪いとこなんですけどね 」
憎いけど、憎めない
それが母
りうら 「 …なんだかんだいって、いい家族じゃん？」
「 否定はしません！」
りうら 「 なにそれー笑 」
「 …でも、こんなに平和に終わったのはりうらさんのお陰です。
本当にありがとうございます 」
私は少し後ろを歩いているりうらさんの方を向いてそういった
りうら 「 …言ったでしょー守るって！
それに、頑張ったのはAでしょ？」
「 …！…私、頑張りました！！！」
りうら 「 …急に元気じゃん 」
でもほんとに、
あんなに声を上げたのは初めて
それに、成瀬とも仲直り？出来た
「 …嬉しいなぁ… 」
つい頬が緩んでしまう
口元のニヤけが止まらない
りうら 「 …は？」
「 …？どうしました？」
私の顔を見て「は？」とは
え、そんなブスだった？
りうら 「 …ちょ…っと、待って 」
「 …なんですか、そんな私の顔ブスでした？」
りうら 「 いやっ、それは違う！！！…ケド
いやほんとに待って 」
「 そりゃりうらさんに比べたら私はブスですけど、
は？はないと思いますよ？」
りうら 「 いやだから違うって！！ブスではない！！」
「 じゃあなんですか！！
「は？」って、急に「は？」はおかしいでしょう！」
りうら 「 いやごめんでもホントにブスではなかった！！
…寧ろ可愛かったっていうか……… 」
「 …え？」
りうら 「 …ちょ、待ってごめん！！今のなし！！」
「 え、は、可愛かったってなんですか… 」
りうら 「 …え、顔赤 」
「 い、言わないでください！！」
りうら 「 え、ちょっと待って？？？」
「 こっちが待って欲しいですよ！！」
りうら 「 ごめん帰るー！！！！」
「 ちょっと待ってください！！！！！！！」
トントン拍子で話が進んで、気づいたらりうらさんは小さくなっていた
「 …いやまじ可愛いって何！！！！」
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瑠樺(プロフ) - ひーいれりすさん» 面白いとは最高の褒め言葉をありがとうございます！ (10月2日 22時) (
レス) id: 4880c25410 (このIDを非表示/違反報告)
瑠樺(プロフ) - れんさん» ありがとうございます！！これからも頑張りますね！ (10月2日 22時) (レス) id: 4880c25410 (このIDを非表示/違反報告)
ひーいれりす - 完結おめでとうございます！凄く面白かったです！ありがとうございました！ (10月2日 21時) (レス) @page50 id: 166743b295 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - まず完結おめでとうございます！いつも見させていただいてましたこれからも無理のないように作品の投稿がんばってください (10月1日 17時) (レス) id: f4dea89aed (このIDを非表示/違反報告)
大夢いむっこ！ - 『〇〇だからだよ』が心に刺さります！ (9月4日 17時) (レス) @page1 id: ce79b30f38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠樺 | 作成日時：2023年6月2日 21時
