5 臆病だった私 ページ6
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もし、事実を伝えるその日がきたら
私を受け入れてくれますか…？
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＜医局・白石＞
白「あーあの人はあんな人だった！！」
緋「まぁまぁ、落ち着きなって！」
藍沢先生との言い争いに対して、カンファレンスの時私が発した言葉をそっくりそのまま返された
白「………森澤先生に当たっちゃった、どうしよ」
緋「別に気にしなくても昔からあったじゃん」
藤「あーあった！あった！あの頃も大変だったよな〜」
Aとの昔話に笑いながら花を咲かせてる緋山先生と藤川先生
白「…和解したの？」
緋「え、なんで？」
白「さっきまであんなに怒ってたじゃない」
緋「あー、なんか "噂" しか知らないのに責めすぎたのはちょっと悪かったな〜と思って、、、でも7年前私は、信じてきた仲間に見捨てられた気がしたんだよね」
申し訳なさそうな泣きそうな顔をしてそう言った
白「……藍沢先生もまだ何も知らないのかな…？」
緋「あんた見てなかったの？森澤が現れた瞬間の藍沢の顔！」
藤「あれはめちゃくちゃ動揺してたな！」
確かに。あの冷静な藍沢先生が立ち上がって驚いてたもんな…
白「森澤先生、藍沢先生にはあの日なにがあったか話すのかな…？」
緋「藍沢さっき森澤の事絶対追いかけて行ったよね？今話してるかもね〜」
藤「耕作、あの時はごめん。…俺も悪かった。俺は今もお前が好きだ。……なーんて展開になってたりすんじゃねー？」
白「もー茶化さないでよ！」
この7年間Aはどんな気持ちだったんだろう、
あの時なにも行動に移さずただAがいなくなった事実を受け入れるしかなかった
私はやっぱり臆病な人間なんだ
白「信じ合った仲間を簡単に見捨ててしまったのは私も同じだよね…」
自分の弱さに、なんだか泣きそうになる。
緋「……なんか、ごめん。そんなつもりで言ったわけじゃない、、から」
ごめんごめんと緋山先生に肩をポンと叩かれた
藤「森澤はなんでか分かんねーけど戻ってきてくれた。見捨てた訳じゃない、と思う。だから俺たちも向き合っていこうぜ」
緋「珍しくいい事言うじゃん！明日は雨でも降るのかね〜」
藤「うるせーよ」
またいつもの調子に戻った2人に沈みかけた心が救われた
白「2人ともありがとう。フェローの指導行ってくる！！」
やっぱり私は、このチームが好きだ。
A、今からでも遅くないよね？
7年前の臆病だった頃を繰り返すわけにはいかない。
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れな(プロフ) - 苗字が森澤でびっくりしました笑笑 (2018年8月7日 19時) (
レス) id: 18c21e4147 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - あいさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉ありがとうございます(/ _ ; ) (2017年11月10日 9時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
あい - kokumaさんは話をつくるのがとても上手ですね！驚きました！ (2017年11月10日 6時) (レス) id: 6208755813 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - 冷泉 波琉架さん» 物語に入り込んでいただけてとっても嬉しいです。ラストまでこんな感じで切ない展開が続く予定ですがお付き合い頂けたら嬉しいです^^ (2017年10月7日 14時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
冷泉 波琉架(プロフ) - やばい。真相知った時泣いた… (2017年10月7日 12時) (レス) id: 8121be56da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokuma
| 作成日時：2017年9月15日 21時
