コード・ブルー 〜アネモネ〜

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＜スタッフステーション＞


緋「あんた休んでないで大丈夫？」

「ありがと！寝たら疲れまで吹っ飛んだ！」

白「まだ顔色少し悪いよ？」

「少しでも身体動かしてないと気狂いそうで」


あれからどのくらい時間が経ったのだろう。

ベッドの上じゃ居ても立っても居られなくて結局青のスクラブに着替えいつでも出来る書類を書いている


藍「白石！Aがいない！ど、こ…」

「ここいるよー」


血相を変えて耕作が走ってきたと思ったらここにいる私を探していたらしい


緋「藍沢でも焦るんだねームービー撮っときゃよかった」

藍「なんで仕事してる！主治医は俺だ！ベッド抜け出していい許可なんかしてない」

「あのさ、いつから私の主治医になったの。私は横になって休んでただけ！これくらいどってことない。解毒剤も投与してもらった。一眠りした。体は正常」

藍「鏡見たのか？まだ顔色が元に戻ってない。」


いつかぶりに耕作と口喧嘩をしてると端の方で白石先生と緋山先生がクスクス笑ってるのが見える


名「あの！！！藍沢先生も森澤先生も痴話喧嘩するなら家帰ってやってもらえます？奥まで丸聞こえですよ！」

名取先生が私たちをウザそうに見て言いたい事言い残してまた奥の方へ帰って行った


緋「名取やるじゃん。」

白「痴話喧嘩だって〜名取先生もわかってるねー」


なんて端の２人がまたクスクス笑ってる


「ちょっとなに笑ってんのよ」


耕作も回診途中だったのか緋山先生と白石先生をきつーく睨んで戻って行った


緋「あーこわっ！」

白「とりあえず今日はもういいから家帰って休んだら？」

「でも、はるか」

緋「大丈夫。藤川が寝ずに側に付いてるらしいから、明日の藤川は寝不足で更に使えないと思うからあんたがしっかり休んでくれないと困る。」


緋山先生は昔から口が悪くてよく喧嘩もしたけど、私の事よく考えてくれてるんだな。って感じる。


「分かった。…白石先生。助けてくれてありがとう」

白「いいえ。ゆっくり休みなよ〜」



今日はお酒は禁止だな！なんて思いながら２日ぶりの帰宅

「でもウィークリーマンション居心地悪いわ。やっぱ1日ぐらい入院したらよかったかな〜」


なんてまた独り言を言いながら服を脱いでベッドにダイブする。

…指輪、ポケット入れっぱなしだったな


ベッドの下に落ちた服に手を伸ばした


……ない。

部屋を探し回っても無い、

え！！！…なんで。

無いってことは、更衣室のロッカーか

……耕作ん家だ


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