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耕作を筆頭に冴島さんの処置を………
「っ…はぁ…あっ…」
灰「森澤先生」
藍「白石なにしてる、早くしろ」
白「待って!A!!…呼吸困難になってる」
藍「っ!俺は手が離せない。白石頼む」
白「分かった!A落ち着いて、ゆっくり息吸って、はい、吐いて。解毒剤は投与してるから少しづつ楽になるわ。」
白石先生がゆっくり背中を撫でてくれ少しづつ落ち着く。
白「森澤先生は横になって休んでもらうね。病室まではナースに案内してもらう。冴島さんは必ず助けるから!」
「ありがとう」
ナースに病室までは案内され、横になると
一気に睡魔が襲ってきた
お願い、はるか。目を覚まして。
__________
目を覚ますと体に違和感を感じ目を向ける
「耕作…」
藍「あっ、悪い。俺、寝てたのか…」
そこには耕作が私の手を握り伏せて寝ていた
「ありがとう、そばにいてくれて」
藍「軽症でよかった…」
「はるかは?」
目を覚ましていて。お願い。
藍「…まだだ。やれるだけの事はやった」
「そう……秋元さんは?」
藍「無事回復に向かってる。吐瀉物の中にカプセルが残ってた。溶けきる前に出したのが幸いしたな」
「…よかった」
藍「…冴島は肺水腫は軽度だが脳の腫れが強い」
「植物状態…」
嘘でしょ。なんであの時、秋元さんが嘔吐しかけた時押し退けてでも私が支えにいかなかったんだろう
藍「おい!…変わってないな。そうやってすぐ自分を責める。あくまでも可能性の話だ、分かるだろ」
「なに、顔に出てた?」
藍「分かりやすい。その顔何年見てきたと思ってる」
フッとたまにしか見せない笑顔を私に向け
つられて笑顔になる
「…大丈夫だよね…?目覚ますよね?私まだはるかと話したい事いっぱいある…藤川先生が悲しむような事にはならないよね…」
藍「大丈夫。大丈夫だから泣くな」
彼は泣いてる私をなだめるように抱きしめてくれた。
7年も経ってるのに。この温もりは7年前となにも変わっていない
____________________
<作者>
やっと3話の結末へいけそうです…
医療の描写が難しく、恋愛要素が主なのですが本人がヘリ担の時はどうしても医療用語が必要ですね〜
難しいです(苦笑)
リクエストがあれば
藍沢先生との短編や、フェロー時代を中編ぐらいで書いたりしたいなーと思ってますがどうでしょう?
興味ある方いたらコメントください^^
引き続き評価よろしくお願いします。
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れな(プロフ) - 苗字が森澤でびっくりしました笑笑 (2018年8月7日 19時) (レス) id: 18c21e4147 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - あいさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉ありがとうございます(/ _ ; ) (2017年11月10日 9時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
あい - kokumaさんは話をつくるのがとても上手ですね!驚きました! (2017年11月10日 6時) (レス) id: 6208755813 (このIDを非表示/違反報告)
kokuma(プロフ) - 冷泉 波琉架さん» 物語に入り込んでいただけてとっても嬉しいです。ラストまでこんな感じで切ない展開が続く予定ですがお付き合い頂けたら嬉しいです^^ (2017年10月7日 14時) (レス) id: ac63afafb7 (このIDを非表示/違反報告)
冷泉 波琉架(プロフ) - やばい。真相知った時泣いた… (2017年10月7日 12時) (レス) id: 8121be56da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kokuma | 作成日時:2017年9月15日 21時