【Ⅰ－Ⅰ】【Kind-Ｈearted GIRL 【ハリー・ポッターと賢者の石】 (ページ7)

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「ダンブルドアが？」

杏子の目が大きく見開かれ、ルーピンを見た

「そう、ダンブルドアがね。

そして私に育てろと言った」

「あなたが？

無理でしょ。ろくに職につけないあなたがそこのゴミを育てるなんて。でもそうね、そのゴミをもう見ないで済むなら話は早いわ。

さぁ、早くそのゴミと一緒に出ていって頂戴。ジェームズたちの顔を見ないで済むのはもういいけどあなたの顔ももう見たくないわ」

「あぁ、私もそうさせてもらうよ。」

訳のわからないまま話はトントン進みついにはユズナはここを出ないと行けないとわかったのは話が終わって二十秒たった後だった、ルーピンは部屋を出ようとしていて慌ててユズナは話しかけた

「ま、待って！ルーピンさん。わたし、この家で…………ごめんなさい、母さん」

その言葉は不自然に途切れた、背後に感じる母杏子の視線だ

　「もう、何も言わないよ。母さん。

ごめんね、出ていったのが兄さんで。」