【Ⅰ－Ⅰ】【Kind-Ｈearted GIRL 【ハリー・ポッターと賢者の石】 (ページ26)

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26　ホグワーツ特急編ページ26

いよいよ、九月一日

ホグワーツ魔法魔術学校に行く日だ。

その日は二人とも何故か早く目が覚め早めに朝食を取り時間に余裕を持って家を出た

地下鉄を乗り継ぎ、ついたキングス・クロス駅は駅なので当たり前だが人で賑わいカートを押す少女には気づかない

駅の構内を歩くと「9」と「10」と書かれた大きな札が下るプラットホームが目に入る

「リーマス、リーマスの説明じゃこの真ん中を通るんだよね？」

「あぁ、どうしたんだい？」

「え、通れないと思うんだけど」

「あぁ、そういうことかい」

リーマスはそう言うと何の戸惑いもなく「9」と「10」のプラットホームを進みやがて消えた

「えぇ！？」

ユズナが驚いているとリーマスがプラットホームから戻ってきた

「こうやって行くのさ」

「すごい」

「これくらいで驚いてちゃこの先体が持たないよ」

「えー、なんだか怖くなってきた」

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