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「あ、ありがとう…」
ユズナが感謝の言葉を言うと赤毛の少年はユズナの周りを見回し不敵な笑みを浮かべた。その瞬間(あ、この人ヤバイかも…)と思った
「君、一人かい？」
「うん…あなたも…？」
「あぁ、俺もかな。と言うより君は誰かと待ち合わせ？」
「え？うん…『漏れ鍋』に………」
「漏れ鍋？偶然、俺もそこに行かなきゃならないんだ。」
「ホント？あ、あのよかったら道案内お願いしてもいいですか？
わたし、ここ来るの初めてで」
そこでようやく少年は合点がいった顔をした
「俺、ジョージ。ジョージ•ウィーズリー。
君は？」
「ユズナ…ユズナ•ホシヅキ。
今年からホグワーツに通うの」
「君もか、俺の弟のロニー坊やも今年からホグワーツなんだ」
「じゃあ、ジョージさんは年上だね
よろしく、ジョージ先輩」
これが、後の夫婦の出会いである。
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作者名：柚巴 | 作成日時：2018年12月3日 21時
