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マダムマルキンの洋裁点__普段着から式服まで、の看板を目にし恐る恐るユズナは入った。
入ると藤色すくめの服を着た愛想の良さそうなずんぐりとした マダム•マルキンなのであろう魔女が出迎えた
「お嬢さん、ホグワーツなの？」
魔女が聞いた
「は、はい……………」
ユズナが答えた
「全部ここで揃いますよ。」
マダム•マルキンはユズナをつま先から頭まで見るとローブを取り出しユズナに合わせ始めた
やがて、採寸が終わり声を掛けられお金を払って店を出た
次に来たのは書店だ
店員に紙と一緒に「ホグワーツの一年生用の教科書が欲しい」と言うと店の奥から何冊もの本を持ってきた、その場でお金を払って店を出た
どうにも自分はこのダイアゴン横丁が好きになれないようだ。
魔法を使った商品があるからなのかはたまた…………そこまで考えてユズナは頭を振った。
考えすぎた、
魔法に頼るしか術を知らないなんてバカげてる
なんて彼らも必死に生きてるはずなのに、ダメだ。そんなことを考えたら母さんと一緒になっちゃう
ダメだ、普通にしなきゃ
ユズナはオリバンダーの店につくまでそう考えていた
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作者名：柚巴 | 作成日時：2018年12月3日 21時
