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そう言うとユズナは走り玄関を乱暴に開け森の中へ走っていた
「ユズナ！！」
リーマスは叫んだ、それでもユズナは走っていってしまった
「彼女はたしかミセス•ホシヅキの２番目の子供でしたね」
「ええ、どうやらユズナの逆鱗に触れてしまったみたいだ、私はユズナを追いかけるので待っててください」
「ええ」
返事を聞くとリーマスも走った
「全く、昔のあなた達を見てるみたいだわ」
マクゴナガルはそう言った
ー
「はぁ…！はぁ…！」
ユズナは走っていた、二人の言葉が母親の言葉と混ざったのだ
いつもそうだ、大人は自分勝手で子供の言いたいことを聞かないで二人が出ていったときもわたしに当たって、それでも……
それでも………？
あの人が母親だから嫌いになれない？そう言いたい？
違う！！
あの人は母親なんかじゃない！！！
"わたし"を見てくれない！！
わたしを………………
「見て…誰かわたしを見てよ……」
その言葉は空に消えようとした
「見てるよ、ユズナ。君を…………………」
「…！」
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作者名：柚巴 | 作成日時：2018年12月3日 21時
